月鏡徒然草・26年08月〜

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AI開発の減速はわかりきっていた/沖縄県知事選とSNSによる誹謗中傷について
(2026年09月20日)

とうとうAI開発企業の経営者などが、
AI開発の減速を表明するようになりました。
ここまでAIが普及する以前から、
私はAIの脅威について問題提起していました。
(その際はAIによる人間支配も書いています。)
こんな私でも容易に想像できるわけで、
「なんだ、今更。」
といった感じです。
しかし、アメリカ経済にとってAIの普及は最重要課題になっているので、
ドナルド・トランプ大統領はその意見に疑義を唱えていますし、
トランプ大統領の言っているとおり、
米国のAI開発が減速すれば、
中国がAI開発に躍起になるのは間違いありません。
ただ、米国にしろ、中国にしろ、
そこにモラルという根底が欠如しているのは言うまでもありません。
なので、このままAI開発が加速し続ければ、
何れ人間にもその災難は降りかかるのは間違いないといえます。
兎に角AIの開発スピードは恐ろしく、
つい数年前ではチャットGPT等で「川柳五七とは誰?」を聞いても、
五七五の川柳を作るか、
柄井川柳について解説する回答しか出ませんでしたし、
「たわたわのぺーじとは?」と聞いても、
「分かりません」という回答しか出ませんでした。
(しかもその当時は英語版しかなかったし・・・。)
現在は殆ど誤回答がなくなり、
ある程度細かい指示をすれば、
川柳五七もたわたわのぺーじも、
ほぼ正確に回答するようになっています。

<「たわたわのぺーじは」川柳五七が2002年に開設したサイトで、
コンテンツは電車、電線・・・>
<川柳五七は個人サイト運営者、日本のボーカロイドプロデューサーで・・・>

しかも、回答までに至る時間はものすごく早くなっています。
それだけ、AIの進化が恐ろしい勢いで進んでいるのです。

とは言え、AIの進化は人間社会を豊にする希望もあります。
私はAIの技術と人間の領域の明確な線引きをする必要があると思います。
無秩序に開発をするのではなく、
あくまでも人間をサポートするツールとしてAIが進化すれば良いと思います。

〜〜〜〜〜

次の話題です。

先日、沖縄県で知事選挙が行われ、
自民党などが推薦した保守系の古謝玄太氏が、
現職の玉城デニー知事を大差で破り、当選しました。

玉城知事は辺野古での抗議船転覆事故からSNS等で批判が相次ぎ、
革新勢力の弱体化、高齢化する中、
苦しい戦いになりました。
更に、最近は高市政権になり、
日本全体の政治が保守色に染まりつつある不利な条件も重なっていました。
それでも私は沖縄県の特殊な事情から革新勢力が強いこともあり、
なんだかんだ言って玉城知事が再選するのかと思っていました。

今回、古謝氏が当選したということは歴史的に大きな意味があります。
オール沖縄や共産党などの革新勢力で停滞してしまった、
沖縄県政が再び前に向かうと信じています。

玉城知事は選挙戦後、落選の理由として、
自身の政策の反省等を言う前に、
本土(「本土」っていう言い方私は嫌いなのですが。「県外」と言って欲しい)において
SNSでの誹謗中傷が相次いだことが、
自身にとって不利になったと述べました。
そして、誹謗中傷を行った人物に対しては、
刑事告訴も辞さないという旨の発言をしました。

私は玉城知事が自身を誹謗中傷した輩を刑事告訴するというのなら、
粛々と進めて欲しいと思いますし、
「選挙におけるSNS規制強化」に向けて頑張って欲しいと思います。
それだけ、現在のSNSは酷すぎるといえます。
また、今回の誹謗中傷は玉城知事だけでなく、
相手側の古謝氏にもあったので、
古謝氏もしっかり刑事告訴等を行って欲しいと思います。

・・・が、玉城知事が今回の沖縄県知事選挙に落選した原因は、
SNSの誹謗中傷が主要因ではありません。
現在、若者たちは物価上昇による経済困窮や、
AI普及などによる就職難、低水準の賃金に苦しんでいます。
玉城知事はそれに向けて、
あまり具体的な政策を打ち出さなかったのが落選の原因です。
これは、右左関係なく、
高市内閣でも消費税減税議論が停滞した際には、
支持率が一時的に下がりました。
今は兎に角、物価対策や経済の立て直しが必要な時期であり、
それに向けて具体的リーダーシップがとれない人間は、
「失格」の烙印を押されてしまうのです。
また、普天間基地の辺野古移設についてですが、
私はいつも言っているとおり、
保守の立場でありながら賛成も反対もしておらず、
沖縄県民が辺野古移設反対を主張しているのなら、
辺野古に移設しなくて良いと思っています。
辺野古はやはり環境的に素晴らしいところであり、
基地建設が環境破壊になるのは間違いありません。
ただしかし、地政学上、沖縄県から米軍基地を無くすのは、
中国による脅威を助長させるだけなので、
それはあり得ません。
ですので、辺野古に移設しなかった場合は、
「普天間固定やむなし」をいう考えです。
今回、古謝氏が当選したということは、
辺野古移設に向けて沖縄県民はある程度の理解はしたと思われるので、
この問題は収束の方向に向かっていくと思います。

で、今回はそのSNSの配信についてですが、
最近、一方向にネット世論が形成され、
一方的に叩かれる現象が増えています。
最近では、とある声優がSNSの誹謗中傷問題で、
SNS活動を休止したり、
女優Kや元グラビアアイドルNが若くして亡くなられたのも、
原因は「不明」としつつも、SNSの炎上が問題だったとされています。
つまり、日本ではどんどんSNSが悪い方向に向かっているのです。
近年、欧州を中心に子供のSNS規制が強化されていますが、
日本では「表現の自由」が制約になってしまい、
なかなか規制までいかないのが現状です。
このままだと日本は韓国とともに、
SNSモラル最低国の烙印を押される日も近いと思います。

日本でSNS環境が悪くなりつつあるのは、
配信者に配信責任が薄れていて、
バズりばかりを考えているからです。
それでも、顔出ししている政治系、
時事系配信者は一定の考慮をしているのですが、
問題はAI生成の台本を合成音声と
素材サイトのつなぎ合わせで配信している者達です。
最近は、ユーチューブなどのプラットフォーム側が規制を強化して
それらは収益化停止の方向に向かっています。
一定間隔で行われるユーチューブのAI審査による収益化停止化の際、
一時的にこういった低品質動画配信は減るのですが、
時間が経つとまたウジ虫のようにうじゃうじゃ湧いてきます。
また最近はショート動画が流行っているので、
ショートのおすすめ欄は時期や検索によって、
こればかりになってしまいます。
こういった低品質動画配信者は取り上げたテーマに対して真剣に考えて無く、
「今、注目されている内容を取り上げれば視聴者数が増える=収益が増える」
としか思っていません。
そして一番怖いのは、
こういった配信を見て信じ込んでしまう視聴者だと思います。

そして、もう一つの問題は日本はインフルエンサーの質が悪いということです。
勿論、全部が全部ではないのですが、
特に有力なインフルエンサーほどモラル欠如、
功利主義、無責任、偏見偏向的な配信を繰り返し、
視聴者をうまい具合に操ろうとしています。

この日記を見ている方は、
「川柳五七の○○の意見は正しいが、この××の意見は賛同できない。」
思っている方が大半であり、
それが正常な反応だといえます。
しかし、インフルエンサーの配信はどんなに道理に外れていることでも、
100%正しいと信じ込ませてしまうのです。
言うなれば、「マインドコントロール」を視聴者に対して行っているのです。
視聴者を盲目的に信じ込ませる配信者が日本国内には結構いて、
元受刑者、経営者、投資家、元プログラマー、メンタリスト、資産家、芸能人、作家、
元放送作家、元お笑い芸人、美容整形の若旦那、元NHK社員、元迷惑系、格闘家と、
挙げたらキリなくいます。
そして、そういった者達の主張は極端すぎて、
一方向に偏りすぎています。
しかし、その強烈な主張が視聴者の心を掴み、
疑いなく信じ込ませてしまうのです。

そして、それを更に助長させるのが先に書いた低品質動画配信です。
前の記事で学歴差別ユーチューバーの件を取り上げましたが、
それに関して西村博之(ひろゆき)氏が動画内でコメントを出しました。
その直後、それに関連した西村氏の切り抜き動画が大量に溢れかえり、
一時期は学歴差別ユーチューバーで検索すると、
西村氏の切り抜き動画ばかりになっていました。
勿論、最近はこういった切り抜き動画は即収益化停止になってしまうのですが、
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」と言わんばかりに、
大量投稿してすり抜けさせようとする手口が横行しています。
元々西村氏は切り抜き動画に関して寛容な立場で、
収益の5割を西村氏に支払えば、
「自由に切り抜いて動画にしてお金を稼いでも良い」というスタンスをとり続けています。
実際、ピーク時には切り抜き動画で3億円(年間)の総収益があったようで、
ユーチューブで楽に一儲けを考えた人間が多く参入し、
西村氏の切り抜き動画で荒稼ぎをしました。
一方、西村氏も切り抜き動画が自身の宣伝になると同時に、
経費をかけずにプロモーションできるということで、
win-winの関係になっていました。
5割支払いに関しては、実際、西村氏に支払っている者は殆ど無く、
西村氏も誰が切り抜き動画を配信しているのか把握していないと思います。
しかし、西村氏にとってはそれでも良いのです。
ただ、現在は先に書いた、収益化停止が強化され、
西村氏自身の配信力も落ちているので、
西村氏の切り抜き動画で稼ぐのは今後は難しくなると思います。

私としてはこういったインフルエンサーの主張をいたずらにも正当化してしまう、
無責任で価値の無い低品質配信を徹底的に排除し、
居心地の良いネット社会にするべきだと思います。

毎年9月上旬の風物詩、24時間テレビの話題/学歴差別ユーチューバーのコンプレックス
(2026年09月09日)

9月に入ると出てくるのが日本テレビ系列の24時間テレビの話題です。
私が幼い頃は24時間テレビを悪く言う人なんて殆どいなかったのですが、
今では24時間テレビを批判する人がかなりいます。
前にも書きましたが、
24時間テレビは高度経済成長期からバブル期に移行しつつある、
1978年(昭和53年)に始まりました。
その頃は日本は豊かで金で何でも買えた時代です。
なので、24時間テレビを見て、
障碍者が頑張っている姿や、貧困国で苦しんでいる人々に心を打たれ、
番組が支持されたのです。(自分に余裕があった時代)
しかし、今はどんどん日本が衰退している令和時代です。
このような殺伐とした時代では、
自分のことが中心になってしまい、
他人のことを思いやる余裕は無くなってしまいます。
そして、そうなると社会の不満が、
頑張っている障碍者などに向いてしまうのです。
ただ、だからといって障碍者を叩くわけにはいかないので、
人々は24時間テレビに怒りの矛先を向けるのです。
つまり、
「自分が良い思いできないのに、なんで障碍者を助けなければならないんだ。」
とか、
「頑張っている障碍者が面白くない。」
という歪んだ発想が悶々とする中、
日本テレビや24時間テレビにその苛立ちを向けるのです。

私は昔から24時間テレビに寄付金を出していますが、
番組自体は見ないし、批判も繰り返しています。
しかし、私はチャリティーには反対していませんし、
むしろ広がれば良いと思っています。
要するに、
24時間テレビはフォーマットが今の時代に合っていないのです。
続けるのなら、出演者へのギャランティー支払いを無くすとか、
有名人を出さないとか、お涙頂戴演出をやめるとか、
宗教的な団結演出をやめるとか、
意味の無いチャリティーマラソンはやめるなど、
抜本的な見直しが必要だと思います。
(私から言えば変な宗教色を消した方が良いと思っています。)

なお、今年のチャリティーマラソンの後半の方で、
「24時間テレビ・寄付金など1000万円以上着服」
と書いたプラカードを持ったユーチューバーが映り込む事故がありました。
確かに日本テレビ系列の日本海テレビの元幹部社員が、
24時間テレビの寄付金の一部を着服したのは事実ですが、
放送撮影中に乱入するなど危険な行為であり、
もし、タレントのランナーなどがそれで怪我した場合、
責任がとれるのでしょうか?
自分の動画チャンネルの視聴者数稼ぎに
馬鹿なことをするのはやめるべきだと思います。
ちなみに、このユーチューバー自身、障碍のある人物のようですが、
こういう行為に走ること自体、
障碍者への偏見を助長させることになります。

そんなわけで今年も24時間テレビの批判が各所で出ていたのですが、
今年目立ったのはAI作成の手抜き
「24時間テレビ批判動画、批判X投稿」が目立ったことです。
24時間テレビの批判者が多いので、
アクセスと収益が稼げると思ったのかもしれませんが、
本当に鬱陶しいことこの上ありません。
(私は生身のちゃんとした人間の意見を聞きたいです。)
プラットフォーム側もさっさとこういったAIスロップは排除して欲しいと思います。

〜〜〜〜〜

次は学歴差別を繰り返すユーチューバーが、
福島大学の学生を馬鹿にする発言をした件です。

内容は各所から出ているので簡潔にします。
====
先月、人気ユーチューバーの高田史拓氏らが、
「福島大学のキャンパス紹介動画」を公開しました。
その動画の中で環境放射能研究所の話題に触れた同大学学生に対し、
「福島大学の人間に原子力を触れさせたくない」
といった内容の発言し、それがきっかけで炎上しました。
====

高田氏は昔から学歴差別の発言や行動が目立ち、
度々炎上しながらも人気ユーチューバーなので、
今回の件に関しても賛否両論多々あります。
ただ、今回の件は大学の教授や
政府まで批判的な見解を出すなどかなりおおごとになっています。

私は福島大学そのものや学生の名誉の前に高田氏に問いたいのですが、
「高田さん、貴方、原子力の何が分かっていて、
原子力問題や原子力政策に対して何か具体的に取り組んでいるのですか?」
まあ、おそらく彼は「何にも考えていない」のだと思います。
要は、原子力に関しての知識が全く無いため、
原子力の話題に触れた福島大学の学生に嫉妬し、
「福島大学の人間に原子力を触れさせたくない」
という捨て台詞を吐いたのだと思います。
はっきり言って、
炎上でアクセスを稼ぐような全く社会のためにならないユーチューバーより、
原子力に対して前向きに研究している福島大学の学生の方が、
よほど社会のためになっていると思います。

高田氏の学歴差別は、
炎上による自身のチャンネルのアクセス数稼ぎ目的もあるのですが、
一番には自身の学歴コンプレックスに他ならないと思います。
同氏は京都大学経済学部に進学したのですが卒業できず中退しています。
そのため、最終学歴は「高校卒業」になります。
そのことが彼にとってジンクスとなってしまったのだと思います。
そして、もう一つに高田氏ともう1人の山火武氏は、
塾の教師をやっているのですが、
塾の教師などの職業は社会に触れることが少なく、
社会の変化や対応に疎くなり、視野狭窄になりがちです。
多少、塾で教える内容は研究の発展で変わるのですが、
基本的に同じ内容を毎年生徒に教えていて、
触れる人間関係も殆ど、教えを受ける生徒ばかりです。
そんな環境では自身のアップデートをすることは難しいと思います。

あまりここで書くべきではないのですが、
私の弟は京都大学を卒業していて、
横浜国際大学の大学院も出ています。
それに対して私は勉強嫌いも祟って三流大学卒業がやっとで、
はっきり言って高田氏より学歴コンプレックスがあるかと思います。
しかし、今現在、弟は航空自衛隊で一生懸命働いていますし、
私も日本郵便という会社で働いています。
要は仕事に就いたら学歴は関係なく、
職歴、技術、経験、資格がものをいうようになります。

高田氏もいつまでも学歴にすがっていないで、
一人の大人として、一人の社会人として自立するべきだと思います。

煽り運転問題告発動画チャンネルは本当に真実を流しているのか?
(2026年08月30日)

今回は、バイクの運転手が煽り運転をした事件と、
その被害者が最寄りの警察署に電話した際、
女性警察官が「握り」をした問題の動画が拡散している件です。

この件は、被害者が道路を走行していたところ、
無理矢理バイクが割り込んで煽り運転をし、
挙げ句に運転手の横のサイドドア付近に寄って、
ウインドウを叩くなどの威圧行為に走ったのが最初です。
被害者は事件性を感じ、警察に捜査依頼(被害届)を出したのですが、
後々最寄り警察署に確認の電話をしたところ、
担当の女性警察官が「(被害者側も)車間距離を詰めるなどの行為をしている」とし、
「その件でも捜査している」と回答した挙げ句に、
バイクの運転手の捜査依頼を取り下げれば、
車間距離不保持違反の捜査も取り消すという取引、
所謂「握り」を持ちかけました。
結局、被害者側は捜査依頼を取り下げ(これも不可解なのですが)に応じ、
この事件の捜査は終了となったわけですが、
これを交通問題を扱う時事系ユーチューバーが取り上げ、
全国に拡散されて現在、炎上問題になっている状況です。

ここまで書くと、
「なぜ煽り運転をしたバイクの運転手の捜査が進まないのか?」と感じたり、
「握り」をした埼玉県内警察署の女性警官に怒りを感じる方が多いと思います。
事実、私も最初はそう思っていました。
しかし、この事件、よくよく思うと不可解な点が多いのです。
一番不可解のは加害者でも被害者でも警察署の女性警官でもなく、
この問題を取り扱っている動画主(ここではA氏とします)です。
A氏は本業がドライバーで昔から煽り運転などの交通問題を取り上げていました。
私は数年前からA氏の動画を度々見ておりました。
最初の頃は誠実に交通問題を取り上げており、
氏の動画が煽り運転の解決に向かったことも度々ありました。
しかし、今回の事件ではどうも腑に落ちないことが多々あり、
意図的に事件を歪曲させている意図が垣間見えます。

先ず、1点目に、
A氏がこの事件を扱った動画を出す際、
いつも問題の煽り運転シーンを流しているのですが、
そのシーンの削除を要請している人たちに対するA氏の反応がおかしいことです。
A氏は「初めて見る人にも事件の経緯を分かって貰うために、
毎回煽り運転のシーンを流している。」と主張しています。
A氏のその主張は(ユーチューブのインプレッションの悪影響云々は除いて)
私も理解できるのですが、
煽り運転シーンの毎回公開を批判して削除を要請している人たちに対して、
「頭の悪い人間」
と一蹴し、コメント投稿をブロックした挙げ句、
悪質な場合、法的手段にも出ると「脅し」までかけています。
確かに毎回煽り運転シーンを見せられるのは不快なわけで、
そういった理由で純粋に削除の要請をした人もいると思います。
しかし、それに対してA氏が過剰に反応するのは行き過ぎで、
なにか後ろ暗いことがあってムキになっているとしか思えません。

2点目は煽り運転シーンの字幕です。
最初、私はこの字幕は被害者の方が付けたのかと思っていました。
しかし、どうやらA氏が公開に際して挿入したようなのです。
字幕の内容があからさまにオーバーな内容で、
一方的にバイクの運転手が悪いような印象を与えるものになっていました。
(「ウインドウの窓のノック」を「窓の破壊しようとしている」と書くなど)
被害者が字幕を付けたものなら、
「被害を受けた」と感じているので分かるのですが、
これをA氏が付けたとなると意味合いが変わってしまいます。
A氏がバイクの運転手が悪いという印象を与えるために、
意図的に字幕を入れたと思われても仕方ありません。

3点目は煽り運転のシーンが部分的にカット編集されていて、
前後や途中の内容が全く分からなく、
本当にバイクの運転手が一方的に悪いのか分かりません。
女性警官は「被害者の車が車間距離を守っていない。」と言っていましたが、
もしかしたらカットしたシーンに、
被害者の車がバイクとの車間距離を
異常に詰めていた部分があった可能性もあります。
そうなると、車の異常接近に恐怖を感じたバイクの運転手が抗議をしようと、
被害者の車に詰め寄った可能性も考えられます。

4点目は一番不可解な点で、
被害者が埼玉県内の最寄り警察署に電話したシーンを
何回か流しているのですが、
被害者が話している部分を全部、A氏がアテレコしていることです。
A氏の主張は「被害者のプライバシーを守るため」
としていますが、
それだったら、普通に音声を変えて流せば良い訳で、
なぜわざわざ手間をかけてアテレコしているのか理解に苦しみます。
おそらく、被害者は言葉口調が荒かった可能性があり
そのまま流してしまうと、
一方的に「握り誘導した女性警官が悪い」という印象にできないから、
A氏が態とアテレコして印象操作した可能性があります。
それに、女性警官のプライバシーはどうでもよいというのも、
交通問題時事系を扱う動画投稿者として公平性に欠けます。

5点目はA氏の動画視聴者である元警察官が、
当該警察署に電話していることです。
この元警察官はこの事件となんら関係ないただのA氏の動画視聴者で、
クレームの電話をするのは単なる警察署に対する業務妨害にしかなりません。
まあ、ただクレーム電話をするだけならまだ良いのですが、
この元警察官の口調も態度も横柄で、
聞いているだけで不快になるものです。
・・・で、もっとおかしいのはやはりA氏で、
この元警察官に対してはアテレコなく普通に流し、
プライバシーの配慮も何もしていなかったことです。
更に、最後の部分でA氏は、
「警察署もちゃんとバイクの運転手の煽り運転の捜査をしてくれている。」
とまとめていることです。
私が元警察官と警察署のやりとりを聞いた限りでは、
警察署側としては、
「捜査内容は具体的に話せない」という回答だけだった気がします。
それをなんで「ちゃんと捜査してくれている」という結論になるのか分かりません。
(一見すると嫌味を言ったようにみえますが、
どうやらそうではないようです。)
まあ、結局の所、視聴者をクールダウンさせて、
過剰行動に走らないように制御している可能性があります。
つまり、これ以上警察署にクレームが行くと、
A氏にとっても困るのが一番の理由かと思います。

ただ、一番怖いのは、A氏の動画を見てそのまま信じて、
「煽り運転をしたバイクの運転手は早く逮捕されろ。」とか、
「握りをした女性警察官は処罰されろ。」とか、
言っている視聴者だと思います。
本当に動画編集が白を黒に、
黒を白にしてしまうというよい例だと思います。
我々は流れている動画をそのまま受け止めるのではなく、
その裏にあるものをちゃんと見極める必要があると思います。

消費税減税で叩かれている議員たち
/加藤登紀子発言におけるテレビ番組のコメンテーター起用問題について
/ユーチューブのポリシー改正の行方は?
(2026年08月24日)

やっと食品に関する消費税が、2年間1%に減税することになりました。
まあ、限定的とはいえ、消費税減税を長年訴えてきた私としましては、
「やれば減税できる」という一筋の希望を持てたということで、
今回の決定に大きな意味があったと思います。

こんな中、ネット内で盛んに叩かれているのが、
自民党の稲田朋美議員と西田昌司議員です。
稲田氏は先の衆議院員選挙で消費税減税を訴えながら当選したのに、
今回、唐突に消費税減税反対に方針(公約)を変えました。
勿論、政治や経済、国際情勢により方針が変わることはあると思います。
ただ、方針が変わったのなら、
変わった理由を有権者に向けてしっかり説明しなければなりません。
稲田氏は方針転換があったにもかかわらず、
「SNSで炎上した」とか恨み節を言うだけで、
その説明を全く行っていません。
稲田氏は元々風見鶏ような人物で、
時の情勢によってコロコロ意見を変える、
芯が無い人間です。
我々保守から見ると「裏切り者」にしか見えなく
私は彼女をしきりに支持していた、故・安倍晋三元首相のことを考えると、
涙が出てしまいます。
民主党政権時代、稲田氏は保守の先鋒として、
民主党議員に激しく正論で噛みついていました。
しかし今はあの頃の精細さは全くなく、
現在は完全に左巻きにどっぷり染まってしまいました。
実は私、恥ずかしながら、
安倍元首相が銃弾に倒れてから稲田氏のことに関心が無くなったので、
つい最近まで稲田氏の変容に気付いていませんでした。
「あれ?」と思ったのは、
超左巻きの東京新聞の
「刑事裁判のやり直しを定める再審制度見直し」の記事に、
稲田氏のコメントが載っていたことです。
再審制度見直しをすると、
冤罪が増える可能性があるのと、
検察が再審先延ばしの遅延行為に走る可能性があるため、
弁護士出身の稲田氏が反対する気持ちは分かるのですが、
その意見が「東京新聞に載る」ということは別の意味をはらんでしまいます。
東京新聞に載ると、外国人犯罪やスパイ犯罪、政治犯罪、
テロなどの犯罪の裁判に寛容になるべきだと、
稲田氏が主張しているように見えてしまうのです。
次に西田氏ですが、
反対理由として、
「財源に関する議論が不十分なのと、
2年後にどうせ増税するのならあまり効果が無く、
それなら最初から給付金でやった方が良いのではないか」
ということを挙げています。
私は昔から西田氏を見ていますが、
消費税減税に関してはどちらかというと「賛成の立場」をとっていますし、
消費税減税の判断を下した高市首相を称賛する場面もみられます。
今回、反対した理由として専門家などが言っている意見としては、
「次回参議院選挙で消費税増税により逆風を受けるから」
という見方が大半です。
しかし、次回の西田氏の参議院議員選挙は2031年とかなり先で、
それは無いと思います。
私が思うには、西田氏は税理士出身なので、
税理士仲間の仕事増、あるいは仕事減に配慮したからではないかと思います。
ただ、何れにしても、
今回の西田氏の判断は私としましては「残念」としか言いようがありません。

〜〜〜〜〜

次の話題はTBS系情報番組、サンデーモーニング内で、
藤本登紀子(加藤登紀子)氏が北方領土を「ロシアの領土」と発言した問題です。

これは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が北方領土を訪問したことに際する、
藤本氏の意見の一部で出た言葉です。
この発言はゆゆしき発言で、
到底許されるものでは無く、
勘違いも甚だしいとしかいいようがありません。
勿論、藤本氏がどういう考えを持とうが、
日本は憲法で言論や思想の自由が保障されているので勝手なのですが、
公共の電波でこういうことを発言してしまうのはかなり問題があります。
これをロシア側が見ると、
「日本のテレビ局は北方領土をロシア領と認めている」
という間違ったメッセージを与えるとともに、
我々が「ここは我々の領土だ」と強く主張すれば日本が屈するという、
方向に走ってしまう可能性が高くなります。

ただ、この問題、藤本氏の問題というより、
こういった人物をコメンテーターに起用するテレビ局側に問題があると思います
藤本氏は現在82歳です。
82歳でもしっかりした方も多いですが、
果たして藤本氏がちゃんとコメントできるかどうか、
TBS側は正確に判断出来ているのか疑問です。

過去に藤本氏は洋上風力発電所の件で、
氏が強く反対していることに対し、
私は疑義を持ち、氏をこの日記にて非難しましたが、
もう、その頃からこの藤本氏は左に偏った危ない人間だったのです。
(反対するのなら自然破壊にしかならないメガソーラーも反対しろ!!)
この頃はたしか15年くらい前なので、
藤本氏は60代でした。
それから更に年を重ねているので、
もっと考えが凝り固まってもおかしくないのです。

最近、テレビ局のコメンテーターの起用が問題になる点が多々あります。
先日、秋田県職員がラブホテルからオンライン説明会を行った件で、
元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏が関西テレビの番組でコメントをしたのですが、
その内容が、
「この職員は有能なのに停職6ヶ月、2階級降格は厳しすぎる。」
というものでした。
私はこれを聞いて、「本当にこの男は馬鹿になってしまった。」
と呆れかえりました。
この秋田県職員は仕事をさぼってラブホテルに行っているだけでなく、
相手も浮気相手という最悪なものです。
こんなの、普通の企業だったら許されるものでは無く、
「橋下さん。貴方もコメンテーターの仕事さぼって、
ラブホテルから浮気相手とともにバスローブ姿でリモート中継できるのですか?」
と問いたいです。
以前、私はこの日記で橋下氏は同和地区出身で酷い差別を受けた中、
一生懸命勉強して弁護士になったと書きました。
その橋下氏が「仕事ができる、できない。」でレッテルを貼って差別すること自体、
自己矛盾に陥っているとしかいいようがありません。
これが「正しい」となってしまえば、
仕事のできる人間は、
強盗でも強姦でも殺人でも情状酌量されてしまうことになってしまいます。

藤本氏も橋下氏も高学歴で頭が良いのは間違いありません。
しかし、私がみるに、高学歴で頭が良い人物ほど、
過去の経歴や成果にすがってしまい、
自分の考えのアップデートができなくなり、
結果として、世間から全く受け入れられない発言をしてしまう傾向があります。
そのよい例が石井朗夫(ラサール石井)氏だといえます。
なので、テレビ局も単なる肩書きだけで
コメンテーターの起用をするのは止めるべきだと思います。

〜〜〜〜〜

最後はユーチューブの収益化ポリシー変更に関してです。

その前になんだか政治系チャンネルが
不正インプレッション稼ぎでチャンネルBANされたようです。
当人は不正なことをした記憶が無く、
「誤BAN」ではないかとユーチューブ側に意見申し立てをしたようです。

今年から続く収益化停止で、
大体チャンネル主(ユーザー)はその原因を、
「誤判定(誤BAN)」にしたがる傾向があります。
これは、ドラゴンボールのサイヤ人・フリーザ編で、
相手の想定外の戦闘力がスカウターで表示された際、
「スカウターの故障」のせいにすぐしてしまうのと同じで、
原因を相手(ユーチューブのAI)のせいにして、
真意をちゃんと分析して改善しようとする意思が全く無いといえます。

当該チャンネルはゆっくりの画像使用、合成音声使用、政治系、
AI丸投げ台本作成で作られていて、
「今後、こういったチャンネルはダメですよ。」
といっている条件ばかり複合的に重なっています
政治系はサムネイルによっては不正な再生数稼ぎにみえてしまいます。
政治系チャンネルをユーチューブで運営するのなら、
責任の所在をはっきりさせるため、
本人顔出し、声出しでやるべきです。

本題に入りまして、
今回のユーチューブポリシー変更は、
どうやらショート動画に関する収益化が基本、
厳しくなるようです。
まあ、ショート動画はAI丸投げで作った
低品質動画が多いのでやむを得ないといえます。

また、それとともに、ショート動画は広告収入があまり入らないので、
ユーチューブ側としては、
あくまでもショートは長尺動画の入口として、
長尺動画の方の再生数、再生時間を増やしたいようです。

ただ、問題は今回のポリシー改正で、
ユーチューブ側が自社も含めて案件を重視する方向になることです。
つまり、ユーザー側が案件で稼ぎやすくなるサービスを
ユーチューブ側が用意して展開する方向のようなのです。
最近、動画を見ていて鬱陶しいと感じるのが案件広告で、
動画の途中で配信者がいきなり商品の宣伝を始め出すことが増えました。
(テレビで言うとワイドショー内の宣伝、生コマーシャル)
私は案件広告が始まると、
反射的にその部分をシークバーで飛ばしてしまいます。
また、ユーチューブプレミアムに契約して
ストリーミング広告が流れないようにした視聴者は、
結局その案件広告を見せられることになるので、
ユーチューブプレミアムの契約メリットが半減してしまいます。
前々から「広告収益重視から案件重視」の傾向がユーチューブにはあって、
これからは広告収益に頼らず、案件で稼ぐ時代だという者もいました。
勿論、案件が多く入る程、
チャンネル視聴者が多い人気動画チャンネルということにはなるのですが、
残念ながら案件広告を流すことによって、
動画の質は下がってしまうのは事実です。
(テレビで番組の視聴に集中したくても、
何度もCMが入って集中できないのと同じ状態になります。)
ユーチューブとしては、
ユーザー側の主な収益を案件に振り分けることで、
自社の広告契約を省力化して、
質の高い動画チャンネルを増やせるメリットがあるようですが、
私はかえって案件広告が氾濫して、
ユーチューブの魅力が無くなっていくと思います。
それだけ案件広告は諸刃の剣なのです。
個人ウェブサイト全盛期の約20年前は、
ウェブサイト運営者に広告を出してくれという案件が沢山あり、
このサイトにもその案件の依頼がかなりありました。
私は一貫して断っていったので、
現在に至るまでこのサイトに案件広告はないのですが、
結局、案件広告ばかり出すと、
「この運営者は金稼ぎのことしか考えていない」
と言う見られ方をされてしまい
結果としてイメージダウンに繋がってしまい、
最終的には訪問者数の減少に繋がってしまうのです。

なので、今回のポリシー改正が、
ユーチューブもユーザーにとってもどうなるか見物といえます。

肝心な災害情報を流さない日本/未だに詐欺広告を垂れ流すユーチューブ
(2026年08月02日)

先日の熊本地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

〜〜〜〜〜

今回の熊本地震のように災害時にテレビはNHK、民放問わず、
通常放送画面を小さくしてL字型画面(テロップ)で災害情報を出すのですが、
本当に被災者も被災者でない人もはっきり言ってどうでもいい情報ばかりで、
流す必要があるのかと思ってしまいます。
結構、このL字型画面を鬱陶しく感じている人が多いので、
テレビのリモコンなどで表示、非表示を切り替えできるようにした方が良いと思います。
(できるのならその方法を画面に表示する。)
特に民放の場合、番組中はL字型画面になっていて、
CMになるとL字型画面が解除されるようになっています。
金を出してくれるスポンサーにいやらしい配慮をしている感じでうんざりします。
結局、L字型画面は「流さないと不謹慎」
という声に流されてテレビ局が仕方なく流しているような気がします。
ただ、今はネット社会なので、
災害情報などはテレビ以外で入手する人が殆どで、
L字型画面で被災情報を流す意味も殆どないと思います。
(昔は流していなかった。)
特に被災地域外で被災地の店の営業情報や、
工場の稼働状況を流しても殆ど意味がありません。
しいて流すのなら、
インフラ関係(電気、ガス、水道、交通、宅配等)や今後の地震、津波情報、
医療関係だけで十分だと思います。

L字型画面でどうでもよい情報ばかり流す一方で、
肝心な情報は全く流さないのが腹立たしく思います。

今回の地震で電気関係は早く復旧しました。
これ、なんでなのか分析している専門家が殆どいません。
「本当に何やっているんだ」といった感じです。
これは、配電線には電気信号が流れており、
断線や機器の故障点が明確に分かるシステムが構築されていることと、
日本は配電線の地中化率が低く、
架空線が多いため、
やはり、断線や機器故障などが地上からの目視ですぐに分かり、
復旧工事も早いからです。
これ、地中線だった場合、
地下洞道に入ったり、
場合に寄っては掘り起こさないと復旧できない場合もあります。
水道の復旧が遅れているのは、
水道管が地中を通っているからです。
なので、水道管が地震で破裂してもその場所の特定に時間がかかるのです。
しかし、日本はこういった情報を隠そうとする力が働いていて、
「架空配電線は景観を乱して悪だ、
災害時は電柱が倒れて緊急車両が通れなくなる。」と決めつけたり、
老朽化した水道インフラから目をそらせようとしています。
今、電柱は倒壊しにくい複合柱に変わりつつあるので、
(倒壊しても撤去が容易である)
地震時の電柱倒壊の被害は少なくなっていくと思います。
ただ、学歴を詐称しそうなどっかの知事は考えに柔軟性が無く、
一方向の考えに固まってしまうため、
(「カイロ大学を卒業扱いにしないと箔が付かない」という思い込むなど。)
電柱悪を決めつけてしまう傾向があるようです。

無電柱化推進の背景には一部土木業者や政治家、官僚などの癒着もあり、
結構、厄介な問題なのです。

現在、老朽化したインフラに大規模災害の被害が起こった際、
労働力不足や資金不足でなかなか復旧できなくなりつつあります。
今までの新規の公共事業一辺倒から、
既存のインフラをどう維持していくのか考え直す時期が来ているのだと思います。

〜〜〜〜〜

次の話題です。
先日、何気なくスマートフォンでユーチューブを見ていたら、
怪しげな警告音が鳴り、
「何だ」と思ってみたら、
「警告!PDFの有効期限が切れています。
今すぐ更新をしないとPDFが消えてしまいます。」
というものが表示されていました。
勿論、これは視聴者を慌てさせて、
詐欺サイトに誘導し、個人情報を詐取する目的の詐欺広告です。

だいたい、「PDFの有効期限」、
「PDFが消える」ってこと自体、訳がわかりません。
これをPDFファイルのことを言っているのなら、
PCに不正アクセスしてPDFファイルを強制的に削除していることになります。
そうだとしたら、不正アクセスであり、犯罪となります。
また、個人的な所有ファイル自体に
有効期限があるなんて聞いたこともありません。
(中には自身で作成した有効期限を設定していないPDFファイルもあるので。)
どうみても明らかにおかしい文言であり、
我々などの中間世代は騙されないのですが、
実はスマホ世代の若者や、
ネットに不慣れな高齢者はまんまと騙されてクリックしてしまう
巧妙な詐欺広告なのです。

なぜかというと、この広告、
PCよりスマートフォンでユーチューブを開いたときに出やすくなっています。
PCを使っている人間はPDFファイルを見る場合、
殆ど主要ブラウザかAdobe Acrobat Readerを使っているので、
アドビ以外の業者がこの広告を出しても、
ピンと来なく、「怪しい」としか思えません。
・・・で、スマホはどうかというと、
複数のアプリケーションでPDFファイルが見られるようになっています。
また、SNSやAI検索慣れした若者は
PDFファイル自体を見ることが少なくなっています。
そのため、PDFファイルの知識に関して疎くなっています。
その際、奇妙な警告音が鳴って、
「早く更新しないとPDFが消える」と出ると、
なんかスマホに不具合やデータ損失が起こってしまうのかと不安になり、
クリックをしてしまうのです。
高齢者においてはPDFファイル自体知らない人が多く、
スマートフォンの操作も不慣れで、
判断能力も若いときに比べると低下しているので、
やはり騙されてクリックしてしまいます。

この広告が怪しげなサイトで流れているのなら兎も角、
ユーチューブなどの動画サイトで流れていることが問題です。
ユーチューブ側としては、その言い訳として、
広告審査のアゴリズムをすり抜けてしまうことを挙げています。
ユーチューブに広告をエントリーしている業者はかなり多く、
人の手では審査しきれないところがあります。
そこで、現在は広告審査もAIによって行われているようです。
一番多い手口が、審査用のダミー広告と実際流す詐欺広告を分けていて、
審査時(AIクローラーアクセス時)はダミー広告を流し、
実際公開する場合は詐欺広告を流すというものです。
審査が通ってしまえば結構ユーチューブは「ザル」なので、
この方法を使う悪質業者が後を絶ちません。
その他、最初は問題ない広告を流し、審査通過後に修正して詐欺広告にしたり、
問題部分をAIでは認識のできない文字や音声にしたり、
数百〜数千という大量に広告を一気に出して、
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」のように、
そのうちいくつかすり抜けようとしたりする方法もあります。
頭の使った方法としては、
第三国で正常な広告を使って審査を通し、
日本(という地域)だけに絞って詐欺広告を流すというパターンもあります。

ただ、そんな詐欺業者を広告費欲しさに見過ごしている
ユーチューブ運営側にも問題があります。
現在、ユーチューブはAIスロップ動画の排除に躍起になっていますが、
その一方でこの詐欺広告を垂れ流し続けるのは、
ユーザー側の不信感を助長させることになります。
ユーチューブは早急に対策を強化するべきだと思います。

月鏡徒然草・26年06月〜07月

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