
鉄道・不思議発見!!PART44
〜183、人でなくトロッコ列車が休憩する場所〜

千頭駅横の広場に置かれている客車。

形式はスハフ1形です。
大井川鐵道井川線で使用されていた客車で、
昭和28年製という古さです。

客車のデッキには手ブレーキのハンドルがちょこんとありました。

車内は木の椅子に改造され、人々の休憩所に・・・、

・・・!!すみません!!人々の休憩所ではありませんでした!!
トロッコ列車の休憩所でした。
いつもここでトロッコ列車たちが休んでいるのでしょうか?
この休憩所は千頭駅駅から音戯の郷駅?を結ぶ路線上にあるようです?
果たしてこの線は何線か???
〜184、謎の場所「国鉄機械化土工発祥之地」にある謎車両と謎構造物〜

静岡県の三島駅近くにて。
「国鉄機械化土工発祥之地」と言う謎めいた場所があります。

遠目に見てもおかしな車両たちが線路上にあります。

車軸が1軸しかなく、単体では絶対走行不能な謎の車両です。
横の杖に支えられてなんとか立っていられる状態です。
プレートには「在来線 貨車 車軸」としか書かれていません。

信号機の下にも何やら変な小さい車両が・・・。

継ぎ目落ち整正器だそうです。
レールの継ぎ目(一般の方々は繋ぎ目と言っている部分)が列車の走行で落ち込んだとき、
この機器で直すようです。

新幹線の車軸らしいです。
無造作に置かれているように見えて、
実は転がり出さないよう、左内側にレールを敷いて、
そこに支え棒を添えると言う、
緻密な計算の元に置かれています。

正味60メートルで終わってしまう短い路線です。
果たして、ここに列車が通ることはあるのでしょうか?

その短い路線の横には立派な鉄橋があります。
しかし、下には川が流れていないようですが????

横のプレートを見ると、
明治15年から大正6年まで幌内鉄道で使われていた鉄橋のトラスらしく、
大正8年に下野軌道(現・東武鬼怒川線)の大谷川鉄橋に転用された後、
平成8年まで東武鬼怒川線大谷川鉄橋を支えていました。
ここには平成10年に来たようです。

おや、ここにも鉄橋が。
川がないのに鉄橋が多いですなぁ。

鉄橋のトラスには銘板があります。
えと・・、ういりあむぽおる えふあーるえす えんぢにあ〜 いん えんぐらんど・・・??
あーるびかぁずぼいる・・・ しーえすあい えんぢにあ〜 いん じゃぱん??

この鉄橋は新橋〜横浜間の鉄道線(現・JR東海道本線)
六郷川橋梁で使われていた鉄橋らしいです。
英国人のウィリアム・ポールが設計し、
リチャード・ヴィカーズ・ボイルが工事の総監督をしたようです。
なお、この橋梁のトラスの形をポニー型ワーレントラス桁と言うそうです。
余談ですが、後ろの建物はJR東海の研修所です。
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