鉄道・不思議発見!!PART6

〜26、都営地下鉄には踏切があった〜


都営地下鉄西馬込駅付近に地下から出てくる謎の線路が・・・。
地下の入り口には厳重な扉があります。


踏み切りを通ります。
しかし、レールは錆び、踏み切りの遮断機も色あせていて、
列車が通る気配がありません。
この先にもう一つ踏切があります。


勾配を上る途中、横に1線機回し線が始まります。


3番目の踏み切り。
線路が複雑に交差します。


そして、線路は工場の建物に引き込まれます。
実はこの工場、かつて都営地下鉄馬込工場でした。
手前の3つの踏み切りは都営地下鉄の踏み切りだったのです!
ただ、馬込工場は、南側の浅草線車庫(馬込車両検修場)に新しい工場が出来たので、
閉鎖となりました。


老朽化していますがかなり広大な工場です。
※現在は工場も引込み線も解体撤去されました。


馬込工場脇にあった都営浅草線の路線図です。
「日本橋」駅がまだ「江戸橋」駅(平成元年改称)のままです。
しかも都営新宿線の新宿〜岩本町間は「昭和55年3月開通予定」と書かれています。
岩本町から先は開通になっているので、
昭和53年〜昭和55年の間に作った路線図と推測されます。


西馬込駅のスタンプコーナーには都営浅草線5000形電車、
都営三田線6000形電車、都営新宿線10−000形電車、
都営荒川線7000形電車が描かれています。
しかし、5000形電車、6000形電車は消滅、
10−000形電車も廃車が進んでいるので古臭く感じます。

〜27、横田基地への引込み線〜


西武拝島線に斜めに交差する非電化の線路。
この非電化の線路はJRから分岐しています。
なお、ここの部分は日本国ではありません。
なんとアメリカ合衆国です。


交差する部分の西武拝島線の架線柱のビームには「注意」の標識があります。
「上の写真と架線柱が違うじゃないか!!」
と、思われるかもしれませんが、
この写真は上の写真の2年後に撮影したものです。
その間に架線柱を交換したようです。


非電化の線路はカーブを曲がります。


そのまま米軍横田基地へ向かっています。
踏切には「WARNING(警告)」の横文字看板が!
線路内に入ると不法入国です!

鉄道・不思議発見!!PART7

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