続・川柳五七・鉄道博物館に行く4

1−K、200系新幹線電車


200系新幹線電車は国鉄東北・上越新幹線が開通した時に投入した形式です。


床にある200系新幹線電車の機器は着雪しないようにカバーで覆われています。


200系新幹線電車は下枠交差型パンタグラフにして、
床面積を減らしています。

1−L、レムフ10000形貨車


レムフとは「冷蔵車(レ)」+「14トンから16トンの荷重の貨車(ム)」+「ブレーキ付き車掌室(フ)」
の意味です。
最高時速100KMで走れる高速貨車です。


レムフは冷蔵装置はなく、
後ろの棚にドライアイスを載せて冷やしていました。


レムフ10000形貨車の3分の1が車掌室になっています。


冷蔵車内の作業で寒くなるのか、車掌室にはストーブがあります。
また、トイレもあるようです。

1−M、御料車


8号御料車です。
残っているのは女官室のみで、
あとは劣化していたので解体されました。


女官室裏側は掛け軸風になっています。


初代1号御料車(手前)と初代2号御料車(後ろ)です。
何れも明治天皇の崩御後に廃車となっているので、
明治天皇専用の客車と言えます。
初代1号御料車は現有客車で最も古い車両で、
国の重要文化財になっています。
外装が綺麗ですが、これは昭和47年に復元工事を行なったからで、
当時からのものではありません。


前から7号御料車、9号御料車、12号御料車、10号御料車です。
7号御料車は昭和42年、他は昭和44年に鉄道天然記念物に指定されています。
7号御料車はよみうりランド公開時、外部塗装の塗りなおしを行なっています。
9号御料車は戦時中空襲で被災したものを復元しています。
10号御料車は展望車です。
(でも、御料車は鉄道ファンにとって畏れ多すぎて関心がなかったりするのですが・・・。)

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