川柳五七・鉄道博物館に行く7

ノースギャラリーにある、
修学旅行専用列車クハ167形電車の先頭部(モックアップ)です。
修学旅行専用列車は新幹線が開通するまで結構走っていたらしいです。
確かこれは交通博物館にあったものです。
なお、ノースギャラリーの反対側には鉄博ホールがあり、
何か鉄道に関するビデオを上映していました。

鉄道博物館の隅っこの目立たないところに飾ってある、キハ11形気動車。
わざわざ茨城交通からお取り寄せしたのだから、
もっと目立つ位置に飾って欲しいのですが・・・。
6、鉄道博物館2階へ

そして、私は2階にあがります。
ラーニングホールがまずあります。
ここはレールと車両についてのことを主に取り扱っているようです。

バラスト軌道のつなぎ目部分。
最近はロングレール&伸縮つなぎ目が多くなったので、
写真のつなぎ目板つなぎ(支えつなぎ法)は少なくなってきました。

こちらはスラブ軌道。一時期新幹線や新設路線に頻繁に使われていました。
最近は騒音が酷いので、
スラブ軌道よりバラストが撒けるラダー軌道の方が一般的になってきました。

これはポイント部分。トングレールの動き具合を実体験できます。
ガラスケースに入っているのは、
トングレールとレールとの間に手などを挟んで怪我をしないようにするためです。

ATC体験用の鉄道模型。走っている車両模型はE233系電車でしょうか。
余談ですが、E233系電車が富士急行に乗り入れているとすごい違和感を感じるのは、
私だけでしょうか?
ラーニングホールの隣はコレクションギャラリーです。
ここら辺は鉄道ファンならわくわくする場所だと思います。

カンテラや前照灯などが沢山飾られています。

こちらはレール。重さ順に並べています。

曲線標(小型)。

曲線標(大型)。
見方は半径500メートルのカーブで、
カントが30ミリメートル、スラックが5ミリメートルです。
で、カントとは、2つのレールの高低差で、
カーブ内側のレールをカーブ外側のレールより低くします。
カーブにこれがないと脱線してしまいます。
スラックとは2つのレールの間を広げた長さです。
いくら1067ミリ軌間でもそのままの軌間でカーブを造ってしまうと、
車輪にあるフランジと言う突起がレールと接触してしまい、
スムーズに走行できなくなるので、
カーブ部分は1067ミリより少しレールの間を広げます。

アプト式のラックレールです。
先ほど説明しました、横川〜軽井沢間で使われていました。

車両の模型やヘッドマークがずらり。

無造作に置かれていますが、
色々なレールが飾られています。
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