川柳五七・鉄道博物館に行く6
5、ヒストリーゾーンから鉄博ホールへ
ヒストリーゾーンを後にした私は、今度はメインエントランスから見て左側に行きます。
すぐ横にあるのは運転シミュレータコーナーです。
この手のコーナーはどの鉄道系博物館に行っても混雑していて順番待ちだし、
30代の大人が鉄道シミュレータをやるのは気恥ずかしいので、
どんなのがあるのか見るだけにします。
5台設置されていて、中にはSLも運転できるシミュレータもあるようです(要予約)。

運転シミュレータコーナーの前には「レストラン日本食堂」があります。
この食堂はかつての食堂車のメニューを再現したと言うレストランです。
実は私は食堂車で食事をしたことがありません。
「だっせー!」と思う方もいるかもしれませんが、
私が鉄道ファンになった頃からもう食堂車は衰退の道を歩んでいたのです。
それは、食堂車は運行にコストがかかるからです。
食堂車はだいたい1両を占有してしまいます。
1両保持するのには車両の法定点検・検査もしなければなりません。
当然車両維持費がかかります。
また、食堂車で料理を作っている人の人件費も確保しなければなりません。
更に厄介なのは、食堂車による火災問題です。
防火設備を充実し、耐火車両にしなければなりません。
とにかく、食堂車は動かせば動かすほどお金がかかるのです。
それに、最近は列車のスピードアップにより、
寝台列車以外はのんびり食堂車で食事と言う感じではなくなってきました。
私が名古屋駅から東京駅までのぞみちゃんで帰るとき、
名古屋駅を発車してすぐに駅弁を食べ始め、
だいたい三河安城駅を通過する時に食べ終わります。
そして、豊橋駅を過ぎる頃に眠くなり、浜松駅を過ぎる頃には完全に寝てしまいます。
そして、ふと起きて通過駅の駅名板を見るともう小田原駅だったりします。
こんな時間ではとても食堂車でのんびり食事と言うわけに行かないのです。
そんなわけで、順次食堂車は廃止の方向になり、
今は食堂車のある特急は寝台列車以外ありません。
だから、食堂車で食事をするチャンスは殆ど無いに等しいのです。
と、言うわけで「レストラン日本食堂」で食事といきたいところなのですが、
めちゃくちゃ混雑していて30分待ちの札が出ていました。
それに、今メタボになりつつあるので、
食事は制限しています。
ですので、匂いだけで我慢します。
「食堂車の食事はまずい」と言うイメージが私にはあるのですが、
結構いい匂いが漂っていました。

なお、レストランは2階にもあり、こちらは「レストランTD」と言うそうです。
こちらはどちらかと言うと軽食系です。
お腹の空き具合でどちらかに決めた方が良いかと思います。

「レストラン日本食堂」の斜め後ろにお土産屋「ミュージアムショップ」があります。
お土産屋も混雑で、買い物まで30分待ちの札がここにも出ていました。
今まで色々な観光地に行きましたが、
お土産屋で買い物待ちの列を見たのは初めてです。
ただ、ざっと覗き見たところ、鉄道ファン向けのお土産と言うよりも、
一般観光客対象のお土産が主体のようだったので、
わざわざ並んでまで買うことないと思い、ここもパスします。
それにしても、この一角は通路が狭く人がたまりやすいです。
ちょっとここの部分は設計ミスのような気がします。

103系電車(高運転台車)の先頭部分です。
先のページで書きましたが、
103系電車は101系電車のローコスト版として登場した電車です。
馬鹿の一つ覚えのように国鉄はこの車両を造り続けました。
結局、約3400両造られたのですが、
この日本記録は今後永遠に破られることはないと思います。
「川島令三氏・命」の方は、
この電車が首都圏のJR東日本から消滅して「やったぜベイビー」と思っているに違いありません。

455系電車です。東北地方の急行向け交流電車です。
これは博物館の外に展示されています。
「フレンドリートレイン」として使われていて、
団体客は予約すれば車内で休憩できます。
手前の超ナローゲージの線路は、
ミニシャトルの線路です。

そして、外に出ると、そこはミニ列車運転コーナーで、
子供たちが実際にミニ列車を運転していました。
なお、ミニ列車を運転するのには予約が必要です。
私の行った日は混雑していてもう予約は締め切られていました。
写真の列車は(多分)スーパービュー踊り子号だと思われます・・・。

こちらは成田エクスプレスでしょうか。

両国橋駅に停車する205系電車と思われるミニ列車。
結構駅をオーバーランさせたり、ホーム手前で止めてしまったりして、
停車に戸惑っている子供が結構いました。
見ている方はイライラしてしまいますが、
運転している本人は必死なのでしょう。
子供たちは「電車を所定の位置に止めるのが難しい」ことを実感できたと思います。
それにしても、この両国橋駅2面4線あるのですが、
優等列車の通過待ちを想定して造っているのでしょうか?
なお、駅名は「万世橋駅」「汐留駅」「飯田町駅」「両国橋駅」となっていますが、
運転している子供や親御さんは「なんじゃ、この駅名。」と思っているに違いありません。
「万世橋?どこ」「汐留駅?都営大江戸線かゆりかもめか?」
「飯田町?飯田橋の間違いじゃないの?」「両国橋?両国駅じゃないの?」
とか言っているのが想像されます。
まあ、ある程度の鉄道ファンは懐かしい駅名だなあと思いますが、
そういう人はミニ列車を運転していません。
ちなみに・・・、
万世橋駅=JR中央線神田〜御茶ノ水間にあった駅で、もと交通博物館のあったところ。
汐留駅=初代東京駅で、今のゆりかもめや都営大江戸線の汐留駅とほぼ同じ場所にあった駅。
飯田町駅=飯田橋駅の水道橋駅よりにあった貨物駅。甲武鉄道時代は始発駅だったところ。
両国橋駅=今の両国駅。かつては総武鉄道・国鉄総武本線のターミナルだった駅。
なお、ミニ列車で乗降できるのは万世橋駅だけです。

よたよたと走る209系電車と思われるミニ列車。
それにしても制限速度時速45KMの標識が出ているのですが、
このミニ列車、そんなにスピード出ないでしょう!?

ミニ列車の運転台です。
ワンハンドルで、マスコンは3ノッチ、
ブレーキは3段階(少なくない?)+非常ブレーキになっています。

ミニシャトル列車「ミニはやて号」。6両編成です。
博物館北駅と博物館中央駅を結んでいます。
1067ミリ軌間の線路の横に、
超ナローゲージの線路が並んで敷いてあるのが興味深いです。
なお、ミニシャトルの線路と、ミニ列車の線路は繋がっていて、
相互直通運転(?)が一応可能になっています。

博物館中央駅の柱用駅名板。JR東日本標準のものになっています。
アトラクションなのに本格的です。
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