清流を求めて・阿武隈急行2

02、矢野目信号所(やのめ)Yanome


JR東北本線と阿武隈急行線が分岐する位置にあるのが、
矢野目信号所です。
福島駅側で上り線の合流があり、
そのすぐ後、上り線が盛土区間になった後、
東福島駅/卸町駅側に下り線の分岐があります。


上り線は盛土になります。
ここの部分の左手で下り線が分岐し、
JR東北本線の上り線の下を交差します。
なお、JR東北本線の分岐から次のセクションまでは、
吊架線とトロリー線の支持が可動ブラケットになっています。


上下線が合流し、JR東北新幹線の下を交差します。
上り線は福島駅寄りに保線用側線があります。


左手にJR東北新幹線の新福島変電所が見えます。


八反田川を渡ります。


デッドセクションでBTき電方式からATき電方式に切り替わります。
阿武隈急行は開通時期が時期だったことで、
ATき電方式を採用しています。
今だったら、簡素化のために、
JR東北本線に合わせてBTき電方式にしたかもしれません。
なお、吊架線は交流電化では珍しく可動ブラケット支持ではなく、
片持ちの単ビームに3連の懸垂碍子支持になっています。
国鉄もJRも影響しない架線装柱が個性的です。


卸町駅手前にオートトランスがあります。
JR東北新幹線の新福島変電所とは道路を挟んだ反対側にあるので、
一見、関連があるように見えますが、
全く関係はありません。
このオートトランスからATき電線が始まります。

03、卸町(おろしまち)Oroshimachi


片面1線の駅です。
福島駅から既に5.6qも離れています。
駅名の通り、
南側に福島中央卸売市場があり、
周囲は流通関係の倉庫や企業の建物が密集しています。


卸町駅を出ます。


小さい道路の下を交差します。
駅の構内踏切を除けば、
国鉄丸森線区間以外、踏切は全く無く、
狭い道も立体交差になっています。


県道387号線と交差します。


ATき電線が右手に切り替わり、
勾配を下っていくと、福島学院前駅です。

04、福島学院前(ふくしまがくいんまえ)FukushimaGakuin-mae


平成12年に出来た、片面1線の駅です。
駅の直ぐ北側に福島学院大学宮代キャンパスがあります。
付近は住宅も多く、そこそこ利用客がある駅です。
駅の卸町駅側で、線路下を道路が交差しているのですが、
この道路には路面電車の福島交通飯坂東線が走っていました。
阿武隈急行線が開通するよりずっと前の昭和46年に
福島交通飯坂東線は廃止されています。
廃止理由はモータリゼーションと、道路交通の障害になっていたからですが、
国鉄東北本線(現・JR東北本線)のバイパス線である、
国鉄丸森線(現・阿武隈急行線)の建設が既に始まっていたので、
それを見越しての廃止だとも言えます。


福島学院前駅を出ると、蛭川を渡り、
すぐ国道4号線の上を交差します。


国道4号線を過ぎると、家が減って長閑な風景になります。


モモやリンゴを中心にした果樹園の中を走ります。


所々東北電力の配電線が上空を交差します。
右手の林の中には青柳神社があります。


盛土が低くなると、瀬上駅です。

清流を求めて・阿武隈急行3

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