神話の世界へ・一畑電車大社線1

一畑電車大社線は川跡駅から出雲大社前駅までの8.3qメートルの路線です。
この路線は昭和5年に、一畑電気鉄道が一気に開通させました。
大社線は開通から特に大きな変化は無く、
北松江線の支線として現在まで運転されています。
基本は線内折り返しの運転ですが、
出雲大社への観光客輸送目的に、
電鉄出雲市駅や松江しんじ湖温泉駅方面に一部列車が乗り入れています。



01(26)、出雲大社前(いずもたいしゃまえ)IzumoTaisha-mae


出雲大社(いづものおおやしろ)の玄関駅にしては、
駅舎は洋風な感じになっています。
この駅舎はこの駅が出来た昭和5年からのものです。
駅前は出雲大社に続く、神門通りで、
南に一の鳥居があります。
その一の鳥居を通り、堀川を渡ると、旧・JR大社線大社駅跡があります。
出雲大社は北側で、大社の入口の勢溜まで、
徒歩5分程度で着きますが、拝殿や本殿は出雲大社境内奥にあるため、
更に6〜8分程度かかります。
なお、この駅は元々「大社神門」という駅名だったのですが、
昭和45年に今の駅名に変更されています。


駅舎内です。
屋根はドーム状になっているため、
広々とした感じになっています。
上の方には明り取りがあり、
ステンドグラス風の色ガラスがはめられています。


ホームです。
ぱっと見ると4面3線あるように見えるのですが、
実際は島式2線と側線1線になっています。
北側から使っていないホーム、2番線、本ホーム、1番線、
乗務員用の細いホーム、
その細いホームの先、浜山公園北口駅寄りにデハニ50形52号車を置いている側線、
その側線に沿って、デハニ50形52号車見学用ホームがあります。


デハニ50形52号車と、見学用ホームです。
(写真撮影時は塗装工事を行っていました。)
駅舎南側横の縁結びスクエアという広場からこの見学用ホームに行けます。
そのため、見学するのには特に入場料は要りません。


一番北側の使っていないホームです。
現在は駐車場への道になっています。
昔は出雲大社への多くの客をさばくため、
2番線は両側ホームにして、
乗降分離をしていたのだと思われます。


出雲大社前駅を出ます。
1番線が直線になっていて、
先に側線が合流し、その後、2番線が合流します。


すぐ、堀川を渡ります。


住宅地を抜けます。


低い盛土上を走ります。


畑やビニールハウスを見ながら行きます。


緩い左カーブになります。


細い用水路を渡り、再び直線になります。


線路に沿って生垣があります。


右手に大きなビニールハウスがあります。
これらのビニールハウスの中では、
主にブドウ(デラウェア)が栽培されています。


再び集落に入ります。


左カーブを曲がります。


カーブが終わると、浜山公園北口駅です。

神話の世界へ・一畑電車大社線2

川柳五七の新電車のページ5Wへ戻る

川柳五七の新電車のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ