海辺の急行・山陽電鉄本線５

１２（ＳＹ１２）、霞ヶ丘（かすみがおか）Kasumigaoka


２面４線の駅です。
須磨駅以来の２面４線駅なので、
日中の殆どの各駅停車がこの駅で特急の通過待ちを行います。
駅舎は上り線側の北東にあり、
隣には山陽電気鉄道の変電所があります。
周囲は住宅密集地ですが、
東に前方後円墳の五色塚古墳があり、
南には海水浴場のアジュール舞子があります。
なお、この駅は昭和３９年まで歌敷山という駅名だったため、
霞ヶ丘と歌敷山、五色山の地名が入り交じっています。


霞ヶ丘駅を出ると、下り線から保線用側線が分かれます。


左カーブを曲がります。


明石海峡大橋に繋がる、
神戸淡路鳴門自動車道が見えてきます。


切通しになると、舞子公園駅です。
駅に入る手前で神戸市道と交差しますが、
この上に神戸淡路鳴門自動車道が通っているので、
橋の影でこの辺はやや暗めになっています。

１３（ＳＹ１３）、舞子公園（まいここうえん）Maiko-koen


相対式２線の駅です。
舞子浜の近くで、明石海峡大橋が間近に見える景色の良いところなので、
高層マンションが林立しています。
南に海と橋が臨める県立舞子公園と、
橋の科学館があります。
ＪＲ舞子駅は直ぐ南にあり、
再開発ビルのティオ舞子を通り抜けると乗り換えできます。
そこそこ利用客があり、観光客も多いので、
直通特急はすべて停車しますが、
Ｓ特急は緩急接続を考えてこの駅では無く、
霞ヶ丘駅に停車する千鳥停車になっています。


舞子公園駅を出ると、ＪＲ神戸線の上を渡ります。


ＪＲ神戸線を渡ると、下り勾配になります。


今度は山陽電気鉄道が海側になりますが、
海岸線とは離れます。


隣のＪＲ神戸線の急行線は上り勾配で高い位置になります。

１４（ＳＹ１４）、西舞子（にしまいこ）Nishi-Maiko


相対式２線の駅です。
駅はＪＲ神戸線と国道２号線に挟まれた位置にあり、
出入り口を設置するスペースが全く無いため、
地下に改札口を造り、
地下道で南北の出口を結ぶ形になっています。
この駅西側には西舞子海岸が広がってます。
なお、この駅は昔、「山田」と言う駅名でした。


左カーブを曲がります。
ＪＲ神戸線の急行線はかなり高い位置を走っています。


山田川を渡ります。


そして、右カーブです。


そして、また左にカーブです。
右隣のＪＲ神戸線も左隣の国道２号線も一緒にカーブです。


踏切を過ぎますが、
ＪＲ神戸線の急行線のみガードになっています。


ＪＲ朝霧駅の横を走ります。
ＪＲ朝霧駅は昭和４３年に出来た比較的新しい駅で、
駅が出来る前はこの辺に住宅は殆どありませんでした。
そのため、
こまめに駅を設けている山陽電気鉄道もここには駅を設けませんでした。
北側に大型団地が開発されたため、
日本国有鉄道（現在は民営化されＪＲ）が朝霧駅を新設したのですが、
山陽電気鉄道は今現在も駅を設けていません。
なお、昔はここら辺の右手崖上に山陽電気鉄道の変電所があったのですが、
今は撤去されて駐車場になっています。


ＪＲ朝霧駅横を過ぎると、左カーブです。


そして、直ぐに右カーブです。


道路の下を交差します。
ここで朝霧川も渡ります。


間もなく、大蔵谷駅です。

海辺の急行・山陽電鉄本線６へ

川柳五七の新電車のページ５Ｓへ戻る

川柳五七の新電車のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ