海辺の急行・山陽電鉄本線3

07(SY07)、須磨浦公園(すまうらこうえん)Sumaura-koen


相対式2線の駅です。
駅の塩屋駅寄りには上下線をまたぐ形で、
須磨浦ロープウェイののりばがあります。
須磨浦ロープウェイと駅舎を共有しているのですが、
改札は別なため、一旦改札口を出て乗り換える必要があります。
須磨浦ロープウェイとカーレーターを乗り継ぐと、
大阪湾が一望できる鉢伏山に行けます。
更に観光リフトに乗り継ぐと、須磨浦山上遊園のある旗振山に行けます。
須磨浦山上遊園からは明石海峡大橋が臨め、景色が良いです。
駅の南側すぐ前は須磨浦公園で、
更にその南の国道2号線とJR神戸線の先には海が広がっています。
駅周辺の住宅地は北東に少しあるだけで、
駅利用客の大部分は観光客になっています。
そのため、山陽電気鉄道で一番利用客の少ない駅になっています。
ただ、この駅の先に引上線が設置されているため、
観光客の多い日中を中心にこの駅発着の列車が設定されています。


須磨浦公園駅を出ると、
下り線は左側に転線します。
直線側は引上線で、この駅止まりの列車が使用しています。


引上線が終わり、
右カーブを曲がりながら上下線が近付きます。


海と山に挟まれた狭いところを、
JR神戸線(複々線)、国道2号線、そして、山陽電気鉄道が通ります。


右側の法面は所々コンクリートで補強されています。
地形の複雑さが分かります。


斜面に沿ってカーブが入ります。


横の法面を工事している所もあります。
昔は崖崩れが頻発していたと思われます。


JR神戸線、国道2号線、山陽電気鉄道が並んでいます。


右手斜面に数件住宅があるため、
踏切があります。


一部、尾根が海側に張り出しているため、
線路を一旦左に振って右に振り直します。


再び住宅が増えてきます。

08(SY08)、[山陽]塩屋(しおや)Shioya


相対式2線の駅です。
この駅は滝の茶屋駅寄りに右カーブが入っています。
また、ホーム滝の茶屋駅寄り下を塩屋谷川が交差しています。
北側だけ出口があり、その前の道路は狭いため、
駅の場所が分かりにくくなっています。
JR塩屋駅は直ぐ横にあるのですが、
直接の乗り換え通路は無く、
駅前の狭い道を東に少し歩き、
山陽電気鉄道高架下の店舗の間の通路を通ると、
同駅の入口(北口)があります。
JRは国道に面して出口がありますが、
JR、山陽電気鉄道双方とも駅前広場は無く、
山や海岸が近くにあり、駅勢圏も狭いため、
利用客は少なくなっています。


塩屋駅を出ると上り勾配になり、隣のJR神戸線と高低差が付きます。


モルタルで補強された法面横を走ります。
この法面の上には兵庫県自治研修所があります。


道路が下を交差します。
この道路は隣の一段低いJR神戸線の下も交差するため、
国道2号線に向かって下り坂になっています。


左に振り、JR神戸線にやや近付くと、滝の茶屋駅です。

海辺の急行・山陽電鉄本線4

川柳五七の新電車のページ5Sへ戻る

川柳五七の新電車のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ