海辺の急行・山陽電鉄本線4

09(SY09)、滝の茶屋(たきのちゃや)Takinochaya


相対式2線の駅です。
駅の出入り口は北側のみで、塩屋駅同様駅前広場等は無いのですが、
周囲に団地が点在しているため、
利用客はそこそこいます。
ホームはやや高台にあるため、
屋根の無い部分では海を一望することが出来ます。
駅の50メートル西に小さな水路があり、
海に向かって斜面を流れています。
昔は滝だったようで、その近くに茶屋があったことから、
この駅の駅名が「滝の茶屋」になったようなのですが、
今となっては山陽電気鉄道やJR、国道の下を流れているので、
滝を見ることは出来ませんし、茶屋も無いので、
全く当時の痕跡はありません。


滝の茶屋駅を出ると、
滝の茶屋駅の項で述べた水路を渡ります。


どんどん上っていきます。


サミットになると、右カーブになります。
前方には明石海峡大橋が見えます。


ボコボコした法面に沿って走ると、東垂水駅です。

10(SY10)、東垂水(ひがしたるみ)Higashi-Tarumi


相対式2線の駅です。
橋上駅舎よりやや高い北側の他、
南側にも出口があり、
その前の歩道橋でJR神戸線や国道2号線を渡ると、
海岸沿いの平磯緑地に抜けることが出来ます。


右カーブになり、JR神戸線から少し離れます。


直ぐに左カーブに変わります。


勾配を下っていきます。


福田川を渡ります。
この辺では隣のJR神戸線とほぼ同じ高さになっています。


福田川を渡ると、上り勾配になり、
そのまま高架になります。

11(SY11)、[山陽]垂水(たるみ)Tarumi


高架上にある、相対式2線の駅です。
駅、ホームの造りでなんとなく分かりますが、
この高架化は昭和42年で比較的昔に行われています。
すぐ隣のJR垂水駅も高架化されており、
乗り換えはコンコース内だけで出来ます。
利用客の大部分は住宅地の広がっている北側のせいか、
北側は大きな駅前広場と、再開発ビルが林立していますが、
南側は雑居ビルが雑然と建っており、駅前も狭くなっています。
ただ、その先は海で、垂水漁港やマリンピア神戸などがあります。


垂水駅を出ます。
しばらくはJR神戸線と併走します。


高架が終わると、JR神戸線の方は下がっていき、
高低差が付いてきます。
前方の明石海峡大橋の主塔とケーブルが目に飛び込みます。


一度右カーブを曲がります。
JR神戸線も同じ角度でカーブを曲がります。


更にもう一度右カーブを曲がります。
JR神戸線はここでは曲がらないので、
双方の路線が離れます。
右手は五色塚古墳です。


このカーブが終わると、霞ヶ丘駅です。

海辺の急行・山陽電鉄本線5

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