海辺の急行・山陽電鉄本線2

04(SY04)、月見山(つきみやま)Tsukimiyama


相対式2線の駅です。
在原業平の兄である在原行平がここら辺で月見したことから、
月見山という地名になりました。
月見山は明治時代に西本願寺月見山別邸になり、
大正時代に国が買収して皇室別荘の武庫離宮になりました。
昭和31年に神戸市の所有になってからは公園として整備され、
現在は須磨離宮公園になっています。
駅から須磨離宮公園へは狭い道を北に行くと着きます。
逆に南に行くとJR須磨海浜公園駅に行けます。


月見山駅を出ると、右手に旧月見山駅上りホームの跡が見られます。


右カーブを曲がります。


住宅地が続きます。


都市計画道路須磨多聞線の道路用地を過ぎます。


下り勾配を下っていき、浅い切通しになります。
そして、左カーブです。


カーブのまま須磨寺駅に入ります。

05(SY05)、須磨寺(すまでら)Sumadera


相対式2線の駅です。
駅はS字カーブの途中にあります。
月見山駅寄りに駅の出口があり、
その前の道は聞鏡上人が開基した大本山須磨寺への参道になっています。
須磨寺は源平一の谷合戦の中心になったところで、
境内は広大で、東側に堂谷池があります。
須磨寺の最寄り駅ですが、駅も駅周辺も観光地の雰囲気はあまりなく、
駅前は普通の商店街になっています。


左手に西国街道が近付きますが、直ぐに離れます。


盛土の上を走ります。


カーブが終わると須磨駅です。

06(SY06)、[山陽]須磨(すま)Suma


2面4線の駅です。
特急停車駅なので、各駅停車との接続が頻繁に行われる駅です。
JR須磨駅は至近距離で、改札口から駅を出て交差点を渡り、
南に100メートル弱で辿り着けます。
JR須磨駅の南側には須磨海水浴場が広がっていますが、
海水浴場に行くには、JR須磨駅の自由通路を通る必要があります。
須磨海水浴場は離岸堤の設置でトンボロが形成されかけていて、
海岸線が扇を並べたような特徴的な形になっています。
須磨駅は観光客の利用もありますが、
周囲は住宅地なので、大部分は地元住民の利用になっています。


須磨駅を出ます。
下り線の須磨浦公園駅寄りから上り須磨駅寄りへの渡り線があり、
上り線から須磨浦公園駅方向へ保線作業車用側線が分かれます。
渡り線は須磨駅折り返し列車が使います。


山が迫ってきます。


斜面に沿ってマンションが結構あります。
左カーブになり、一ノ谷川を渡ります。


右手は山の斜面。
左手は国道2号線とJR神戸線を挟んで、
須磨浦を臨むことが出来ます。


そして、右カーブになります。


左側は須磨浦公園です。


須磨浦公園駅北側の住宅地を結ぶ道路の下を交差すると、
須磨浦公園駅です。

海辺の急行・山陽電鉄本線3

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