
奥座敷の名湯へ・神鉄有馬線3

鈴蘭台車輌工場に突き当たる手前で左カーブです。

車両基地からの線が近付きます。

家が増えていき、県道52号線の下を交差します。

有馬線の上下線と車両基地への線の3線が並びます。

坂を上りきると、鈴蘭台駅です。
07(KB06)、鈴蘭台(すずらんだい)Suzurandai

2面4線の駅です。
基本西側から粟生駅方面、有馬温泉駅方面、粟生線〜新開地駅方面、
有馬線〜新開地駅方面になっています。
神戸電鉄は複数の優等列車が運転されていますが、
基本的に緩急接続はされていません。
しかし、この駅は準急列車と普通列車の接続がよく行われます。
大規模住宅開発地域の中心地にある駅で、
利用客はかなり多いです。
駅ビルが併設されていますが、
商業ビルでは無く、神戸市北区の区役所になっています。
なお、この駅ビルは平成30年に出来たもので、
同時に周辺の区画整理を行ったのですが、
それでも駅前が狭いため、バスやタクシーのりばは、
駅ビルの1階のスペースにあります。
開通当初は小部という集落にある小さな駅で、
駅名も小部駅でした。
しかし、昭和7年に神戸有馬電気鉄道(現・神戸電鉄)が別荘開発のため、
今の駅名に変更しました。
当時、別荘地として有名だった軽井沢に咲くスズランから
鈴蘭台という名前にしたようですが、
第2次世界大戦も相まってそこまで別荘開発は進まなかったようです。
結局は戦後の高度経済成長期に大規模宅地開発がされ、
住宅が増えていきました。
現在は神戸市北区の中心として、
また、粟生線との乗換駅として大きく発展しています。

鈴蘭台駅を出ると、単線の粟生線が左手に分かれていきます。
粟生線は直ぐに上り勾配に切り替わりますが、
有馬線は少し行ってから上り勾配になります。
〜粟生線はこちら〜
活性化を図って・神鉄粟生線1へ

有馬線は複線のままです。

右カーブを曲がります。
右手の斜面下に神戸電鉄の鈴蘭台変電所があります。


平均的に上る線路に対して周囲の土地は高かったり低かったりしています。

そして、右カーブが終わります。

谷に出ると、左カーブです。

左カーブが終わると、松宮大橋の下を交差します。

切り通しが深くなっていきます。

擁壁に沿って右カーブです。

そして、左に振り直すと、北鈴蘭台駅です。
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