有明海を臨んで・島原鉄道12


小さい用水路に沿って走ります。


家が増えてきます。左手には愛野記念病院の建物も見えます。


アパートが線路に沿って建ち並んでいます。


構内が広がり、愛野駅に入ります。

09、愛野(あいの)Aino


相対式2線の他、島原港方面行きホームに沿って保線用側線が1線あります。
今どきっぽい駅名ですが、
明治44年の開通時から愛野村駅(昭和24年に「村」を削除)で、
特に宅地開発目的の駅名ではありません。
なお、「愛野」と言う地名は愛津と野井が合併し、
双方の頭文字を合わせて出来た合成地名です。
昭和14年までは雲仙鉄道がこの駅から雲仙小浜駅までの17.3qを結んでいました。
この雲仙鉄道があと20q程南まで開通していれば、
島原鉄道の加津佐駅まで達し、島原半島を鉄道で1周出来たかもしれません。
愛野駅は雲仙愛野町の中心地にあり、
諫早のベッドタウンになっているので、家が多く、
南の国道57号線沿いにチェーン店が立ち並んでいます。
また、駅のすぐ前に愛野記念病院があります。


愛野駅のみ駅名板の青地部分がピンク地になっています。
島原鉄道の駅名板は何れもイメージキャラクターの鯉駅長「さっちゃん」と、
地方鉄道でよく見かける怪しい女性キャラクターが描かれています。


愛野駅を出ると、側線が合流します。
除草剤で枯れていますが、線路は結構草生しています。


右カーブになり、大きなJAの倉庫横を走ります。


有明川を渡ります。
ここで雲仙市から諫早市になります。


建材会社の土砂置き場を横過ぎると、
国道57号線が近付きます。
そのため、パチンコ店などが散見されます。


直ぐ横が国道57号線になります。


カーブが終わると諫早東高校駅です。

08、諫早東高校(いさはやひがしこうこう)IsahayaHigashi-koko


片面1線の駅です。
国道沿いに複数の衣料品店などがあります。
ただ、何れも遠く離れた埼玉県に本社がある、
とある激安ファッションセンター系列です。
それら衣料品店の裏側に長崎県立諫早東高等学校があり、
通学時間帯は学生の利用が多くなっています。


諫早東高校駅を出ます。




愛野森山バイパスの下を交差します。


愛野森山バイパスが左手に寄り添います。
しばらく、同道路が併走します。


右手は干拓地で水田が広がっています。


壁のように続く、愛野森山バイパスです。



表1・令和元年10月の駅名変更

島原鉄道は令和元年10月に一気に9駅の駅名を変更しました。
しかし、大部分は「前」とか「町」とかを削除しただけの所が殆どです。

小野本町 小野
諫早東高校 諫早東高校
神代 神代
多比良 多比良
島鉄湯江 有明湯江
松尾 松尾
島鉄本社前 霊丘公園体育館
南島原 島原船津
島原外港 島原港

有明海を臨んで・島原鉄道13

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