有明海を臨んで・島原鉄道10




再び国道251号線が左手に近付きます。


運送会社の大きな建物が見えます。


田内川を渡り、
諫早湾干拓堤防道路(雲仙多良シーライン)の下を交差します。


水田を真っ直ぐ行きます。


緩く勾配を下っていきます。




土井川を渡ると、右カーブです。


引き続き、田川原川を渡ります。

11、吾妻(あづま)Azuma


上下線のホームがずれている、
相対式2線の駅です。
雲仙市の中心にある駅で、
南西に雲仙市役所があります。
北には諫早湾干拓堤防があります。
昭和時代生まれの人は、
平成9年に干拓事業のため、ダイナマイトで鉄板が次々に落とされ、
堤防が締め切られたシーンが印象に残っていると思います。
計画決定の昭和61年はバブル景気で公共事業が盛んに行われていただけでなく、
ウルグアイ・ラウンドで農業の生産性向上が必要だった時期だったので、
事業自体はやむを得なかったのですが、
当時は日本最大の自然破壊として報道されました。
実際は自然破壊より人間関係破壊が問題で、
令和になった今でも堤防開門を巡り、
漁業(漁業被害のため開門要求)、農業(塩害のため開門反対)、
国、県のいざこざが解決されていません。


吾妻駅を出発します。


山田川を渡ります。
橋は最近架け替えたばかりのようです。


右手は水田が広がります。


やや右に線路を振ります。


農協倉庫の横を走ります。


干拓地の中を走ります。


二本木川を渡ると緩い左カーブです。


左手は大塚小学校です。




国道251号線が近付き、右カーブです。

有明海を臨んで・島原鉄道11

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