
面白ローカル・熊本電気鉄道1
熊本電気鉄道は上熊本〜御代志間の菊池線と、
北熊本〜藤崎宮前間の藤崎線で成り立っています。
しかし、実際は藤崎宮前〜北熊本〜御代志間と、
上熊本〜北熊本間で運行形態が分かれています。
菊池線はかつて菊池まで延びていたのですが、
御代志〜菊池間は廃止となってしまい、
「菊池線」と言う路線名が現状に合わなくなっています。
熊本電気鉄道は地味で細々したローカル私鉄ですが、
ローカル線らしい魅力が沢山あり、
短いながらも結構楽しめる路線です。
なお、将来的にはLRT化する計画があります。
(この特集は2005年7月及び2022年9月取材撮影です。)
06(KD01)、上熊本(かみくまもと)Kami-Kumamoto

シンプルな片面1線の駅です。
また、一部時間帯以外駅員がいない無人駅になっています。
JR上熊本駅のロータリーの隅にあり、駅舎は独立しています。
駅前広場を挟んだ正面には熊本市電の上熊本駅前電停があり、
路面電車の車庫もあります。

そろそろと出て行きます。

くねくねカーブを曲がります。
左手は空き地ですが、
かつて貨物取り扱い場だった名残があります。

カーブのまま県道31号線と交差します。

ディスカウントスーパーの裏側を走ります。

丘陵の中に入っていくと韓々坂駅です。
05(KD02)、韓々坂(かんかんざか)Kankanzaka

片面1線の駅です。付近は工場と住宅地です。
ユニークな駅名ですが、語源は不明です。
一説には踏み切りのカンカンと言う音だとか・・・?

右カーブを曲がります。

踏切の警報器やクロスマークがかなり古びています。

カーブを曲がりながら勾配を上っていきます。

(上熊本駅方向撮影)
上の写真の逆方向の写真です。
架線柱のビームが左手の道路まで架かっています。

ゴルフ練習場のネットが僅かながらに見られます。

カーブのまま池田駅です。
04(KD03)、池田(いけだ)Ikeda

片面1線の駅です。付近は丘陵に囲まれています。

池田駅を出るとすぐ池田トンネルに入ります。
池田トンネルからフィーダメッセンジャーカテナリーに変わります。

トンネル過ぎると下り勾配になります。
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