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07(T65)、布市(ぬのいち)Nunoichi

片面1線の駅です。
駅前に日枝神社があります。
駅前は水田地帯ですが、北陸自動車道北側は住宅地なので、
小杉駅が出来る前はそこそこ利用客がいました。

布市駅を出ると、左手が日枝神社の境内になり、
北陸自動車道の下を交差します。

県道65号線と交差し、
やや左に曲がります。

右手に公園を見ながら進み、
下を県道43号線が交差すると小杉駅です。
08(T64)、小杉(こすぎ)Kosugi

片面1線の駅です。
周囲に住宅地が増えたことから、平成15年に出来た駅です。
新庄田中駅もそうなのですが、
急ごしらえ感が強く、駅前に駅前広場どころか駐輪場もありません。
駐輪場などがあればもう少し駅勢圏が広くなり、
利用客が多くなりそうなのですが・・・。
ただ、富山県立富山南高校の最寄り駅なので、
利用客はいるようです。
比較的近い射水市にも同名の駅があるのですが、
さすがに間違える人はいないし、
富山地鉄はあいの風とやま鉄道と連絡していないので、
気にせず「小杉」という駅名にしています。
この駅が国鉄北陸本線(現・あいの風とやま鉄道)時代
に設置されていたら、
「○○小杉」駅になっていたと思います。

ここまで来ると、アパートが見られるようになります。

右手はしばらく道が併走します。

線路を左に振ると、上堀駅です。
布市駅~上堀駅間の駅間距離は1.1㎞だったのですが、
間に小杉駅を新たに造ったので、
布市駅~0.5㎞~小杉駅~0.6㎞~上堀駅と、
駅間距離が非常に短くなっています。
09(T63)、上堀(かみほり)Kamihori

片面1線の駅ですが、
昔は相対式2線の駅だった痕跡が残っています。
周辺は住宅密集地です。
それ故に本数を増やして駅前を整備すれば、
もっと利用客が増えると思うのですが・・・。
この駅も駅前広場はありますが、あまり整備はされていません。
住宅開発は駅舎のある東側から始まったのですが、
平成20年代、西側の日清紡工場跡地に大型住宅地と、
チェーン店などが出来たので、
東西とも住宅の波に呑まれています。

上堀駅を出ると線路を右に振り直します。
そして、県道43号線の旧道と交差します。

複線分の線路用地が確保されているようです。

県道56号線と交差します。


住宅が途切れず続きます。
10(T62)、朝菜町(あさなまち)Asanamachi

昭和33年に出来た、片面1線の駅です。
小さい待合室は南富山駅寄りにありますが、
駅の出口は上堀駅寄りです。
この駅も駅前は特に整備されていません。
周囲は東西とも住宅地ですが、
駅の前後に踏切が無いため、
東側の住宅地に行く場合は大回りになってしまいます。
駅が出来た当時は西側にしか住宅が無かったので、
さほど問題は無かったのですが、
今現在においては、
何かしらの東西移動手段を確保する必要がありそうです。
朝菜町は現在、堀川町と小杉に挟まれた狭い地域だけですが、
昔は小杉付近まであり、丁目もあったようです。

朝菜町駅を出ます。隣に用水路が流れています。

左手に流れていた用水路を渡ります。

マンションが増えてきます。そんな中にも僅かですが田圃が残っています。

歩行者、自転車しか渡れない踏切を交差します。

続いて県道188号線と交差します。

右カーブを曲がります。冷川を渡り、
片側2車線の草島東線道路と交差します。

富山市内電車線の車両検車庫が左手に見えます。

市内電車線の南富山車両区が左手に広がっています。

上滝線の電鉄富山駅方面の線路に市内電車線からの渡り線が合流します。
鉄道線と市内電車線が接続されているのはここだけです。
なお、鉄道線は架線電圧が直流1500V、市内電車線は直流600Vなので、
間にデッドセクションが挟まっています。(線路幅は同じ1067ミリ)
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