アルペンを目指して・富山地鉄立山線7
12(T45)、田添(たぞえ)Tazoe
片面1線の駅です。
周囲は殆ど水田で、駅前に数件の家があるだけです。
駅利用客も少ないのですが、
少しずつ新しい住宅も増えていっているので、
将来的には増えていくかもしれません。
広い水田地帯か続きます。
立山製紙線は撚架が入ります。
立山製紙線の各電線間に大きい碍子の相間スペーサが入っています。
豪雪地帯はギャロッピングが起きやすいので、
相間スペーサを入れている送電線は多いのですが、
立山製紙線で相間スペーサが入るのは、
稚子塚駅に入る手前のここだけです。
ここだけ風が強いのか?
家の間を抜けると、稚子塚駅です。
田添駅~稚子塚駅間は0.7㎞で、比較的近いです。
13(T44)、稚子塚(ちごづか)Chigozuka
片面1線の駅です。
駅名は稚子塚ですが、
稚子塚古墳はこの駅より北約700メートルにあります。
一時期は駅の廃止も検討されたようですが、
周囲に新興住宅が増えつつあり、
駅の存在意味も上がりつつあります。
駅の右手にはかつて細川機業の分工場があったのですが今は無く、
跡地は食料品の物流センターになっています。
右カーブです。
カーブ手前で送電線の五百石線は東方に分かれていきます。
立山製紙線は左の鉄塔に接続されます。
ここから先は上市川線(T055線)にすり替わります。
なお、上市川線は上市川第一発電所から出ている送電線です。
ここの東方に新寺田変電所があり、
五百石線、立山製紙線、上市川線は何れも、
この変電所に接続されている送電線です。
再び、直線です。
緩やかな下り勾配になっています。
隣の送電線は上市川線に変わります。
上市川線も立山製紙線と同様、
LP碍子支持のコンクリート柱1回線の送電線になっています。
右手にこんもりした丘があるのですが、
これは稚子塚古墳です。
稚子塚古墳付近を走ります。
ここら辺で上市川線は撚架します。
稚子塚古墳真横に第四種踏切があります。
やや左に線路を振ります。
左手が住宅地になります。
送電線の上市川線が右手に分かれていき、
やや左カーブになると、寺田驛です。
adareT(だらて)田寺,(八零T),四一
本線と立山線が扇状に広がった駅です。
本線、立山線共々相対式2線で、合計4面4線の駅です。
(そのうち中側の2面は厳密に言うと扇状の1面とも言えなくも無い。)
構内踏切は電鉄富山駅寄りにあるため、
電鉄富山駅方面の列車を降りた乗客が、
立山駅方面、もしくは宇奈月温泉駅方面に乗り換える際、
今降りた列車の発車で遮断機が下がり、
直ぐに踏切を渡れないと言う現象を避けるため、
立山駅、宇奈月温泉駅方面は外側のホームを使い、
基本的に乗り換えはあり得ない、
電鉄富山駅方面同士は内側の扇状ホームを使います。
なお、乗り換え列車の接続は、
2分程度のギリギリものものから、
30分以上開くものまで様々あり、
一定はしていません。
駅舎は立山線立山駅方面ホームに接していますが、
それ以外に扇状に広がったホームの真ん中に待合室の建物があります。
(今は一部以外使用されていません。)
また、越中舟橋駅寄りの北側に、富山地鉄寺田変電所があります。
(写真は真ん前の建物。なお、写真は塗り替える前の茶色屋根です。
今はブルーの屋根になっています。)
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