穀倉地帯を抜けて・富山地鉄本線16
32(T10)、相ノ木(あいのき)Ainoki
片面1線の駅です。
平成に入るまで駅の前に数件しか家が無かったため、
昭和40年代頃、駅の廃止も検討されたことがありました。
現在は駅周辺に新興住宅が開発されつつあるので、
廃止しなくて良かった感じです。
相ノ木駅を出ると、県道151号線が踏切で交差し、
その直ぐ後に北陸自動車道の下を交差します。
少し上り勾配です。
白岩川を渡ります。
左カーブを曲がります。
坦々と走ると、越中泉駅です。
33(T09)、越中泉(えっちゅういずみ)Etchu-Izumi
片面1線の駅です。
昔からの集落が北側にあります。
越中泉駅を出ると狭い道と交差しますが、
一応県道163号線です。
低い盛土になります。
右カーブを曲がります。
やや上り勾配になり、小さい用水路を渡ります。
栃津川を渡ります。
そして、すぐ、高野川を渡ります。
隣に橋の部分しか無い道路橋がありますが、
この橋は昭和50年代からあるようです。
河川改修をした際、
将来、道路が通る所に橋を造ったのですが、
結局この後、道路が出来なかったのだと思われます。
adareT(だらて)田寺,(八零T),四三
本線と立山線が扇状に広がっていて、
それぞれ相対式2線になっています。
北東方向から2番線宇奈月温泉駅方面ホーム、
1番線本線の電鉄富山駅方面ホーム、
3番線立山線の電鉄富山駅方面ホーム、
4番線立山駅方面ホームになっています。
番線の並びが一見、不規則に見えますが、
上り方向を若い番号にしたため、
こうなってしまったようです。
本線と立山線の電鉄富山駅方面ホームは越中舟橋駅寄りで繋がっています。
本来は宇奈月温泉駅方面と立山駅方面の乗り換えが殆どなので、
中のホームのどちらかを宇奈月温泉駅方面か立山駅方面にした方が、
宇奈月温泉駅方面→立山駅または、立山駅→宇奈月温泉駅のどちらかが
構内踏切を渡らずに乗り換えできるようになるのですが、
どうやってもどちらかにしかできないのと、
電車を降りた客が直ぐ構内踏切の遮断に遭わないよう、
このような配列になっています。
なお、宇奈月温泉駅方面と立山駅方面を直通する列車は、
直接双方に乗り入れることが出来ないので、
一旦、どちらかの電鉄富山駅方面ホームに停車した後、
一旦、越中舟橋駅方向に電車を進め、
方向転換して立山駅方面、もしくは宇奈月温泉駅方面ホームに停車します。
そのため、寺田驛に2回停車することになります。
電鉄富山駅方面ホームの越中舟橋駅寄りです。
双方のホームが扇状に広がっています。
間には駅舎のようなものがありますが、
これは待合室(現在は使用できない)などで、
駅舎は立山線の立山駅方面ホームに繋がる形であります。
何れも歴史ある古い建物なので、
ホーム屋根と共に重要文化財に登録して欲しいところです。
「寺田」は路線開通時の村名で、
立山鉄道が寺田驛を造ったときは、
この駅から3㎞東南東の全く別の場所にありました。
(立山線の田添駅に近い。)
元々の浦田や寺田の集落は南側にあり、
駅前は駅が出来てから家が増えていった経緯があります。
電鉄富山駅まで20分程度なので、
新興住宅も増えつつあります。
寺田驛を出ると上下線が合流し、
左手から立山線が近付きます。
右手には富山地方鉄道の寺田変電所があります。
立山線の線路と合流し、左カーブになります。
宇奈月温泉駅方面と立山駅方面を直通する2両編成の列車は、
この踏切まで進めてから方向転換して折り返します。
また、3両編成の場合は、
この踏切を過ぎたところ(写真2本目の架線柱付近)
まで列車を進めてから、
方向転換して折り返します。
そのため、何れも折り返し時、踏切は遮断したままになります。
県道15号線の下を交差します。
直線になります。
少し下り勾配になります。
右手はファインネクスの本社ビルです。
細川を渡ります。
家が増えてくると越中舟橋駅です。
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