アルペンを目指して・富山地鉄立山線2
S字区間が終わると、若干、右に振ります。
そして、杉林の中に入ります。
そして、もう一度右カーブです。
再びS字カーブになります。
芦峅寺駅跡を通ります。
左手にホームが残っていますが、草生していてよく分かりません。
「芦峅寺」という駅名でしたが、
駅があった当時は、
常願寺川対岸にある芦峅寺の集落に行けなかったようです。
(今は少し下流の立山大橋から行けます。)
この駅の存在目的は石炭の積み込みで、
対岸の芦峅寺の鉱山でとれていた石炭を空中ケーブルで運び、
ここから載せていたようです。
そのため、鉱山閉山後は駅の存在意味が無くなり、
そのまま廃止になったようです。
(立山駅方向撮影)
芦峅寺駅跡を立山駅方向に見た写真です。
作業小屋が残っていますが、
駅営業当時のものかどうかは分かりません。
左カーブになり、3号トンネルになります。
このトンネルの上には県道67号線が通っています。
3号トンネルを出て、右カーブになり、牛首谷川を渡ります。
牛首谷川を渡ると落石避けのシェルターになります。
シェルター途中で左カーブになり、そのまま2号トンネルになります。
2号トンネルを抜け、小さい谷を渡り、またシェルターになります。
シェルターを出ると、もう一度シェルターに入ります。
このシェルターは途中でトンネルのようになりますが、
右手側面は馬蹄形にくり抜かれています。
シェルターを出てもそのまま左カーブです。
1号トンネルに入ります。
富山地方鉄道のトンネルは坑口に白字手書きでトンネル名が書かれていて、
ここは「1」とだけ書かれています。
前方に高尾建設のビルが見えてきます。
線路を右に振り、
県道67号線と交差すると、本宮駅です。
昔は県道交差の手前に上下線の線路が分岐していたようです。
02(T55)、本宮(ほんぐう)Hongu
片面1線の駅ですが、
かつては相対式2線だった名残があります。
「本宮」と言うくらいだから結構立派な神社の本宮があるかと思いきや、
立蔵神社と言う小さな神社しかありません。
しかし、この立蔵神社はかつて、雄山神社の本宮だったらしいです。
駅周辺は本宮の小さい集落しかありませんが、
立山山麓スキー場極楽坂エリアなど、スキー場の最寄り駅なので、
冬場はスキー客の利用がそこそこあります。
(冬期は立山駅からのバスもあります。)
なお、対岸には芦峅寺の集落があるのですが、
対岸に渡る橋が無いので、
芦峅寺へは次の有峰口駅か千垣駅で降りた方が便利です。
本宮駅を出ると、右カーブです。
本宮の集落に沿って走ります。
本宮の集落を抜けます。
県道43号線と併走します。
左カーブになり、県道と分かれます。
カーブを過ぎると、谷間が広がって開けていきます。
盛土区間になります。
前方に小見の集落が見えます。
小見の集落を見下ろしながら行くと、有峰口駅です。
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