穀倉地帯を抜けて・富山地鉄本線12
23(T19)、浜加積(はまかづみ)Hama-Kazumi
片面1線の駅です。
隣にあいの風とやま鉄道には駅はありません。
滑川の郊外住宅地で市営住宅などがあります。
駅名に「浜」がついていますが、海岸は1.5㎞近く離れています。
海岸沿いには滑川海浜公園があります。
浜加積駅を出ます。
富山地方鉄道もあいの風とやま鉄道も直線です。
一旦、水田が広がりますが、時期に滑川の市街地になります。
滑川の市街地に入ります。
あいの風とやま鉄道滑川駅の構内が広がっていきます。
そのため、線路を左に振ります。
県道320号線の下を交差します。
あいの風とやま鉄道滑川駅のホームを見ながら進みます。
24(T18)、滑川(なめりかわ)Namerikawa
片面1線の駅です。
あいの風とやま鉄道滑川駅の乗換駅ですが、
新魚津駅同様、駅舎は別々で、
乗り換えには一旦改札を出た後、地下道を通り、
北口側のあいの風とやま鉄道滑川駅の駅舎改札に
入り直す必要があります。
新魚津駅との違いは、駅舎が南口駅前広場と直結していて、
地下道に直接繋がっていないことです。
また、新魚津駅は地下道完成に合わせて跨線橋直結では無くなったため、
駅名を魚津駅から新魚津駅に変更したのですが、
滑川駅は地下道が完成しても特に駅名を変更していません。
駅にしろ市街地にしろ、魚津より一回り小さくした感じで、
駅の利用客も新魚津駅より少なくなっています。
・・・で、これも魚津と共通しているのですが、
駅の位置が旧市街地より北東にずれています。
そのため、駅周辺は新市街地になっていて、
南西側に旧市街地があります。
ここら辺の地域の方は、鉄道が開通すると海運などが廃れるので、
鉄道の駅が出来ることに後ろ向きだったことが分かります。
滑川はホタルイカで有名な町で、
駅の北北西には滑川漁港があります。
滑川駅自体は新市街地にあるのですが、
どちらかというと南口の方が後から開発されたようで、
北口側に中規模商業施設や、
旧市街地へ続く道などが整備されています。
滑川駅を出ると、線路を右に振りかえします。
再びあいの風とやま鉄道と併走します。
斜めに交差する道路の踏切を過ぎると、
すぐケヤキ通りが下を交差します。
隣のあいの風とやま鉄道のブースタートランスを過ぎます。
狭い踏切を過ぎると、
あいの風とやま鉄道の右手に道路が併走します。
中川を渡ると、線路を若干右に振ります。
25(T17)、中滑川(なかなめりかわ)Naka-Namerikawa
島式2線の駅です。
魚津で言えば電鉄魚津駅に当たる駅で、
滑川の旧市街地はこの駅の方が近いです。
そのため、駅の利用客は滑川駅より多くなっています。
富山地方鉄道本線側の出口は駅前広場が整備されています。
線路を挟んで反対側(あいの風とやま鉄道線側)は
地下道で結ばれていて、
こちらがわにも狭いですが駅前広場があり、
富山駅方面行きバス停があります。
(ただ、バスの本数は1~2時間に1本と少ないです。)
線路を挟んで反対側は旧市街地で、
海岸に沿って懐かしい街並みが広がっています。
また、駅の北側には滑川市の市役所があります。
中滑川駅側は新市街地になっていて住宅が広がっていますが、
行田公園など緑地帯が広がっている地域もあります。
なお、中滑川駅は、
立山鉄道が開通した時点ではもう少し東側(法専寺南東側)
に駅がありました。
また、駅名も「晒屋」駅と、今と異なっていました。
更に言うと、
「晒屋」と言う地名は近くの中川で綿布などをさらして洗っていた
業者がいたことから名付けられたようです。
中滑川駅を出ます。
鉄工所の工場横を過ぎます。
県道144号線と交差します。
穀倉地帯を抜けて・富山地鉄本線13以降は、
後日、公開致します。
(次回で電鉄富山駅まで特集します。)
乞うご期待!!
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