穀倉地帯を抜けて・富山地鉄本線10
19(T23)、電鉄魚津(でんてつうおづ)Dentetsu-Uozu
高架上にある、片面1線の駅です。
隣にあいの風とやま鉄道が通っていますが、
そちらの方には駅はありません。
この駅付近の高架化は昭和42年で、結構前です。
本来の魚津の中心地はこの駅付近だったのですが、
地元の反対もあって国鉄がここに駅を設置することは出来ず、
北側の外れに魚津駅を設置したため、交通形態の変化に伴い、
魚津の中心地は不便になってしまいました。
現在も住宅は多いのですが、
商店街はシャッター通り化して寂れています。
とは言え、市街地の中の駅なので、
利用しやすいよう、駅の出口側には小さなロータリーが整備されています。
北北西に中央通り商店街があるのですが、
何故か似たような低層ビルが通りに沿って建っています。
これは、昭和31年の大火で商店街の建物がほぼ焼失してしまったため、
防火目的を備えた建築帯として新たに商店街を整備したからです。
電鉄魚津駅を出ると、下り勾配になります。
桃原寺の屋根が目立ちます。
隣のあいの風とやま鉄道は線路をやや左に振ります。
双方の高架橋が少し離れます。
角川を渡ります。ここで高架橋が終わります。
再び、あいの風とやま鉄道が近付きます。
しかし、直ぐに富山地鉄本線の方は右カーブになり、
離れてしまいます。
富山地鉄の方が下り勾配の角度が急なので、
あいの風とやま鉄道と高低差が付きます。
地平まで下りると西魚津駅です。
20(T22)、西魚津(にしうおづ)Nishi-Uozu
相対式2線の駅です。
駅付近は殆ど水田ですが、新興住宅地もあります。
駅の南西1キロ強のところにミラージュランドと言う、
魚津市運営の遊園地があります。
ミラージュランドの隣には魚津市の水族館もあります。
何れも最寄り駅はこの駅ですが、
バス等は無いので、結構歩くことになります。
一応魚津市民バスが魚津駅や電鉄魚津駅から走っていますが、
本数はあまり多くはありません。
西魚津駅を出ると、すぐ左カーブです。
富山地鉄のポイント部は融雪やフランジ接触音防止に、
スプリンクラーで水を撒いていることが多いです。
あいの風とやま鉄道の下を交差します。
右カーブに変わります。
あいの風とやま鉄道の築堤横を走ります。
右カーブになりながら、勾配を上ります。
盛土に切り替わります。
早月川を渡ります。
穀倉地帯を抜けて・富山地鉄本線11
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