万葉の里・近江鉄道八日市線1

近江鉄道八日市線は近江八幡駅から八日市駅までの9.3qの路線です。
八日市線は大正2年に湖南鉄道が近江八幡駅〜八日市口駅(現・新八日市駅)を
開通させたのが最初です。
湖南鉄道は琵琶湖鉄道汽船に合併した後、
昭和4年に八日市鉄道になりました。
その後、新八日市駅から飛行場駅(後の御園駅)まで延長した後、
昭和19年、近江鉄道に合併しました。
近江鉄道の本線と接続させるため、
昭和21年に新八日市駅〜八日市駅間を建設し、
今の路線が完成しました。
一方、新八日市駅〜御園駅間はしばらく支線として運転していたのですが、
昭和23年に休止となり、
それから10年以上経過した昭和39年に正式に廃止になりました。
八日市線はJR東海道本線(琵琶湖線)と東近江八日市を結ぶ都市間路線で、
利用客はそこそこあります。
そのため、本線より多くの列車が運転されています。
ダイヤの基本は朝夕は30分サイクル、
日中はJRとの接続の考慮と、使用本数を2本に抑えるため、
約20、40分ダイヤという歪なダイヤになっています。
30分サイクルは基本平田駅で交換、
20、40分ダイヤは基本平田駅と新八日市駅の交互交換になっていますが、
時間帯により、武佐駅、市辺駅でも交換があります。
また、運用の都合で武佐駅だけ停車する快速八日市駅行きが、
平日朝の1本だけ運転されています。
本線との直通は朝夕が一般的になっていて、
彦根駅方面だけでなく、貴生川駅方面へも直通しています。
なお、八日市線は全線に渡り自転車を持ち込むことは出来ません。



八日市線は万葉あかね線と言う愛称が付けられています。

01(R21)、近江八幡(おうみはちまん)Omi-Hachiman


島式2線の駅です。その他南口側に側線が1線あります。
JR側の1線はかつてJRと線路が繋がっていたのですが、
現在は途切れています。
彦根駅や米原駅同様、JR東海道本線(琵琶湖線)とは跨線橋で結ばれており、
JRは橋上駅舎に改札口が、
近江鉄道は階段を下りた乗り場の入り口に改札があります。
近江八幡駅は近江鉄道で一番利用客の多い駅になっています。
また、駅前も大型ショッピングモールがあり、栄えています。
地名の元になっている、日牟禮(ひむれ)八幡宮は1.5q程北西に離れています。
またそこから八幡山山頂へ八幡山ロープウェーが続いています。
八幡山ロープウェーは公園前駅から八幡城址駅を結んでおり、
このロープウェイも近江鉄道が運営しています。
日牟禮八幡宮の側を流れる八幡堀は和船で堀巡りが出来、
堀に沿って歴史ある建物が建ち並んでいます。
また、船で橋を支えた浮き橋もあります。


近江八幡駅を出ます。
ホームに面した2線が先ず合流し、
その後、側線が合流します。


右急カーブを曲がります。


黒橋川を渡り、直線になります。


しばらくは住宅地が続きます。


金田2号踏切を過ぎると、右手が水田になります。


両側水田になります。




ここら辺の右手は新興住宅地です。
近江八幡駅〜武佐駅間は2.8qあるので、
ここら辺に駅があっても良い気がします。


左手は桜並木です。




前方のJR東海道新幹線盛土が近付きます。




JR東海道新幹線の下を交差します。


右カーブを曲がります。


国道8号線の下を交差します。


竹林の横を走ると、武佐駅です。

万葉の里・近江鉄道八日市線2

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