
滋賀県縦断・近江鉄道本線13
06(OR06)、彦根口(ひこねぐち)Hikone-guchi

相対式2線の駅です。
滋賀県立彦根翔西館高等学校の敷地とマンションに挟まれた所に駅があります。
付近は住宅地に囲まれています。
高校生や通勤客の利用が比較的多い駅です。
駅の西側に千鳥ヶ丘公園(雨壺山)があります。

彦根口駅は上下線の合流まで距離があります。
右手の敷地は彦根翔西館高等学校のグラウンドです。

左手からJR東海道本線(琵琶湖線)が近付きます。

芹川を渡ります。

JR東海道本線(琵琶湖線)に完全に並ぶと、
ひこね芹川駅です。
05(OR05)、ひこね芹川(ひこねせりかわ)Hikone-Serikawa

平成21年に出来た、片面1線の駅です。
周囲は住宅開発が盛んに行われています。
隣を走るJR琵琶湖線には駅がないので、
高速で通過していきます。

かつてはJR東海道本線(琵琶湖線)の架線柱のビームが、
近江鉄道の線路をまたいで架かっていたのですが、
最近、片持ちのかご形ビームに交換して、
架線もフィーダメッセンジャーカテナリーに交換しました。
しかし、近江鉄道の線路に沿ってかつてのJRの架線柱が残されています。
そのため、近江鉄道はき電線、トロリー線などを支持しているH鋼架線柱と、
配電線を支持しているコンクリート柱、
そして、JRの使用していないコンクリート柱が混在しています。

どんどん下っていきます。

左手は工場、右手は高校の敷地です。

県道25号線と交差します。

線路を右に振ります。

構内が広がると彦根駅です。
04(R04)、彦根(ひこね)Hikone

島式2線の駅です。
ホーム東側に近江鉄道唯一の車庫があります。
近江鉄道の路線図で見ると車庫の位置がかなり偏っていて、
車両のやりくりのネックになっています。
本線の列車は基本的には米原駅まで直通なのですが、
ここ止まりや乗り換えを強いられることがあります。
JR琵琶湖線は跨線橋で繋がっており、
楽に乗り換えが出来ます。
JRは橋上駅舎内に改札口が、
近江鉄道は跨線橋を下りたところに改札口があります。
駅の利用客は、近江八幡駅、八日市駅に次いで、
近江鉄道では3番目に利用客が多い駅となっています。
車庫は南側から北側にかけて広がっていく感じで、
検車庫などは北側にあります。
分岐は南側と中側にあり、
何れも米原駅方向に向いているので、
彦根駅に入線するためには方向転換が最低1回は必要です。
かつては車庫内に近江鉄道ミュージアムがあったのですが、
車庫面積の縮小により閉館し、
八日市駅に移転しています。
このミュージアムなど縮小した部分は現在、駐車場になっています。
市街地は西側に広がっていて、
有名な国宝天守のある彦根城は西に1.4q程です。
東側は新興住宅地で、大型ショッピングモールなどがあります。

彦根駅を出ます。
右手は車庫です。

JRへの接続線が分岐しますが、使われている形跡はありません。

県道518号線の下を交差します。

上り勾配を上っていきます。

左手は湖東焼窯場跡です。

山の中に入っていきます。

佐和山トンネルに入ります。
この山の上には佐和山城がありました。
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