
滋賀県縦断・近江鉄道本線12

長い橋梁が終わると左カーブです。

盛土で下っていきます。


太田川を渡ります。

家が増えてくると高宮駅です。
高宮駅〜米原駅間及び多賀線は、
彦根・多賀大社線と言う愛称が付けられています。
07(OR07)、高宮(たかみや)Takamiya

本線だけで見ると、2面3線で、
相対式2線の間に真っ直ぐの中線があります。
この中線は貨物列車が運転されていた時代は、
通過線として使われていたのだと思うのですが、
現在は使われていません。
東側の下り線のホームは扇状に広がっていて、
反対側には多賀線の1線があります。
多賀線1線の反対側には使われていないホーム1面と、
更にそのホームの東側に側線があります。
この側線は廃車体置き場に使われることが多いです。
跨線橋や地下道は全く無いので、
お互いのホームの行き来は真ん中にある構内踏切を使います。
ただ、この踏切は上り線に列車が停車している時は塞いでしまうので、
渡ることが出来ません。
多賀線との接続は彦根駅側優先で、
彦根駅側→多賀大社前駅、多賀大社前駅→彦根駅側は便利なのですが、
その逆の八日市駅側→多賀大社前駅、多賀大社前駅→八日市駅側は不便で、
下手すると30分近く待たされます。
扇状に広がる下りホームの尼子駅寄り側には変電所があります。
高宮駅はかつての城下町だった、
彦根高宮の中心地にあり、結構住宅があります。
また、周囲の水田もだんだん住宅地に変わっていて、
発展してきています。
しかし、JR東海道本線(琵琶湖線)の南彦根駅が比較的近いため、
利用客は思ったほど多くありません。
駅舎はコミュニティセンターになっています。
駅から西に500メートルの所に高宮神社があります。

高宮駅を出ると、多賀線と側線が合流します。
下では県道224号線が交差しています。

直線になります。
高宮駅から古いH鋼の架線柱がちらほら見られるようになります。
近江鉄道は大正14年に彦根駅〜多賀駅(現・多賀大社前駅)間が
初めて電化されたのですが、
この架線柱はその当時の名残と言えます。
なお、配電線は後から設置したため、
この架線柱とは別のコンクリート柱で支持している場所が多いです。

住宅の中を走ります。

左手には線路に沿って道路が通っています。

住宅地の中に、工場や公園などが混ざっています。


国道8号線と交差します。

左カーブを曲がります。

この先で平田川を渡ります。

清水合金の長い建物が見えます。

右カーブを曲がります。
き電線、トロリー線などを支持している古いH鋼柱と、
配電線を支持しているコンクリート柱が並んで立っています。
コンクリート柱の方に全部架け替えていないのが面白いです。

マンションなども見えてきます。

マンションが近付くと彦根口駅です。
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