古社寺を訪ねて・叡電鞍馬線2

03(E10)、岩倉(いわくら)Iwakura


相対式2線の駅です。
南に同志社小学校、同中学校、同高等学校が、
北に小倉山、北西に実相院があります。
岩倉家ゆかりの地で、
岩倉具視が攘夷運動で失脚した際、
一時的に棲んでいた、岩倉具視幽棲旧宅が駅北西1キロ強の所にあります。


岩倉駅を出ると、すぐ岩倉川を渡ります。


宝ヶ池(当時は山端)駅から先、市原駅までは複線で開通したのですが、
太平洋戦争の鉄材供出のため、昭和19年に単線化してしまいました。
しかし、昭和33年に岩倉駅まで複線に戻し、
更に平成2年には二軒茶屋駅まで複線に戻しています。


両側の道路と共に緩く左カーブを曲がります。
下では府道106号線が交差しています。


水田に混ざって新興住宅が建っています。
何れすべて新興住宅になってしまうかもしれません。


丘陵が迫ると再び左カーブです。


まもなく、木野駅です。

04(E11)、木野(きの)Kino


相対式2線の駅です。
南に妙満寺、北に木野愛宕神社があります。
西側に府立北稜高等学校があるので、
時間帯によっては混雑する駅です。
京都精華大前駅が出来るまでは、
京都精華大学の学生もこの駅を利用していました。


右カーブを曲がります。


府道106号線に沿って走ります。


両側道路に挟まれますが・・・、


時期に右カーブになり、府道106号線と分かれます。


右手が擁壁になると京都精華大前駅です。

05(E12)、京都精華大前(きょうとせいかだいまえ)Kyoto-Seikadai'mae


相対式2線の駅です。
京都精華大学は昭和43年からこの地にあったのですが、
駅はなかなか開設されず、平成元年にやっと新しくできました。
叡山電鉄では今のところ唯一の開通後の新設駅です。
駅の独特なデザインの跨線橋は、
京都精華大学教員、上田篤氏が設計したそうです。


木々の中を走ります。


左手が住宅、右手が山裾になります。


左手の住宅が整然と並んでいます。


真っ直ぐながらも上り勾配が続きます。


やや右手が広がると二軒茶屋駅です。

古社寺を訪ねて・叡電鞍馬線3

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