古社寺を訪ねて・叡電叡山本線3

06(E06)、宝ヶ池(たからがいけ)Takaragaike


3面4線の駅で、叡山本線は東側の2線を使っています。
鞍馬駅・市原駅発出町柳駅行と、
出町柳駅発八瀬比叡山口駅行は同一ホームで乗り換えできますが、
出町柳駅発鞍馬駅・市原駅行と八瀬比叡山口駅発出町柳駅行は、
構内踏切を使っての乗り換えになります。
この駅は開通時、「山端」と言う駅名だったのですが、
(立地は山端ではなく、上高野)
昭和29年に今の駅名に変更されています。
宝ヶ池は西側の東山(ややこしい)にある池ですが、
この駅より京都市営地下鉄烏丸線の国際会館駅の方が近いです。
(この駅の駅名が「宝ヶ池」になった時は国際会館駅は当然無かったので、
特に問題はありませんでした。)
ただ、宝ヶ池公園はこの駅からでもすぐに行けます。


宝ヶ池駅を出ると右カーブを曲がり、鞍馬線と分かれます。


カーブが続きます。


右手は氷室山です。


右手の氷室山は直ぐ終わり、小学校の敷地になります。


小学校の敷地を過ぎると、叡山電鉄の変電所横を走ります。


間もなく、三宅八幡駅です。

07(E07)、三宅八幡(みやけはちまん)Miyake-Hachiman


相対式2線の駅です。
神社の最寄り駅らしく、駅屋根の柱などは朱色に塗装されています。
三宅八幡宮の最寄り駅で、
高野川を挟んだ先に三宅八幡宮の参道鳥居があります。
しかし、三宅八幡宮はこの駅より、
鞍馬線の八幡前駅の方が近いです。


三宅八幡駅を出ます。


住宅地を抜けます。


左手には高野川が流れています。


前方に山が迫ってきます。


梅谷川を渡ります。


左カーブを曲がると、上り勾配になります。


やがて切り通しになり、下り勾配に変わります。


小さい川を渡ります。


そして、高野川を渡り、左カーブです。


カーブが終わると、八瀬比叡山口駅です。

08(E08)、八瀬比叡山口(やせひえいざんぐち)Yase-Hieizan'guchi


3面2線の駅です。
真ん中のホームは狭いため、降車専用になっています。


年季の入ったホーム屋根がレトロ感を出しています。


駅舎も古いです。
叡山ケーブルは北に300メートル程歩いての乗り換えです。
京福電気鉄道叡山本線と鞍馬線が叡山電鉄になった時、
叡山ケーブルは叡山電鉄にはならなかったので、
離れ小島のよう京福電気鉄道の路線が存在していることになります。
なお、叡山ケーブルに乗っても比叡山(四明岳)の中腹までしか行かず、
更に叡山ロープウェイの乗り換えが必要です。
また、更に延暦寺に行く場合は、バスの乗り換えも必要で、
意外と不便です。
八瀬比叡山口駅の旧駅名は八瀬遊園駅で、
駅のすぐ前に同名の遊園地が広がっていました。
しかし、何度かリニューアルと名称変更をした後、平成13年に遊園地は閉園となり、
現在、跡地はエクシブ京都八瀬離宮と言うホテルになっています。
遊園地の閉鎖と、比叡山の入り口を強調するため、
平成14年に今の駅名に変更しました。
なお、開業時の駅名は八瀬駅でした。

古社寺を訪ねて・叡電鞍馬線1

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