
古都の風景・嵐電嵐山本線2
02(A2)、西院(さい)Sai

写真では相対式2線の駅になっていますが、
現在は嵐山駅方面のホームは撤去され、
四条通を渡った先に移転しています。
そのため、嵐山駅方面は阪急西院駅と直接繋がっています。
阪急の西院駅は「さいいん」と読み、
周辺の地名の西院●●町も、すべて「さいいん」と読むのですが、
嵐電の駅だけ「さい」と読みます。
昔は、「さいいん」と「さい」の呼称が混ざっていたようで、
地元民は「さい」と読んでいたようです。
嵐電の西院駅が開業した明治43年は、
まだ、統一呼称が定まっていなかったため、
地元民の呼称「さい」を採用したのだと思われます。
一方、阪急西院駅は昭和3年に出来たので、
統一呼称の「さいいん」を採用しました。

四条通と交差します。
遮断機は無く、道路信号で通行を制御しています。

西院車庫への線が分岐します。
西院駅側には上下渡り線が無いため、
嵐山駅方面の線は直接出入出来ません。

西院車庫の横を走ります。
途中で車庫から線路が合流します。
こちらは、嵐山駅方面の線路に接続しています。

右手の車庫が終わり、住宅地になります。

狭い道路に挟まれます。

左カーブを曲がります。

まもなく、西大路三条駅です。
03(A3)、西大路三条(にしおおじさんじょう)Nishioji-Sanjo

西大路三条駅は先ず嵐山駅方面のホームになります。

そして、路面に入り、
西大路三条交差点を横切ります。

そして、四条大宮駅方面の安全地帯になります。
この駅は平成19年まで「三条口」と言う駅名でした。

広い三条通を走ります。

春日通りと交差します。

左に線路を振ります。
右手は島津製作所の本社の敷地です。

右手の島津製作所の敷地はまだ続きます。

直線になります。
右手の島津製作所の敷地は離れていき、
一般のビルの風景に変わります。

やや上り勾配です。
道路の線路部分はこの先の三条西小路交差点の警告のため、
赤く舗装されています。
(右折車などが軌道部分に入らないようにするため。)

三条西小路交差点を横切ります。

今度は緩く下ります。

道が狭くなると、山ノ内電停です。
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