鉄道軌道混在路線・福井鉄道9

19(F20)、足羽山公園口(あすわやまこうえんぐち)Asuwayama-Koenguchi
取材当時/公園口(こうえんぐち)Koenguchi


この電停も互い違いに安全地帯の相対式ホームがあります。
西方には広大な公園足羽山公園があります。
また、その周辺には寺院が点在しています。


公園口電停の武生新駅方面ホームです。


公園口電停を出ます。
路面が敷石からコンクリート舗装に変わり、若干のぼり勾配になります。


カーブを曲がって道路を横切り、路面を一旦外れます。


足羽川を渡ります。2006年時点は道路橋の架設工事の関係で、
仮設橋梁になっています。


足羽川を渡ると再び路面になります。


本町通り電停跡地を通ります。
武生新駅方面にのみホームがありましたが、
市役所前電停と至近距離なのと、道路拡張のため廃止になりました。


大名町交差点を横切ります。
この交差点で福井駅前電停からの支線と合流します。

20(F21)、福井城址大名町(ふくいじょうしだいみょうまち)Fukuijoshi-Daimyomachi
取材当時/市役所前(しやくしょまえ)Shiyakusho-mae


福井駅前電停からの支線と合流した先にある電停です。
この電停には急行が停車します。
この電停は屋根があり、そこそこホーム幅があります。
大部分はここで一旦方向転換して福井駅前電停まで行きますが、
福井駅前電停を経由せず、そのまま田原町駅まで行く電車があります。
そのため、時間帯によっては福井駅前電停まで行く電車は急行電車だけになったり、
福井駅前電停から田原町駅に行く電車がない時間帯があります。
電停名通り福井市役所が近くにあり、福井中央公園、福井神社も近いです。
電停周辺はオフィス街で、福井鉄道では一番利用客があります。


福井駅前電停を経由する電車の運転形態です。
運転方向を合わせるため、
田原町駅行きは一旦田原町駅行きホームに停車したあと、
武生新行きホームに再度停車し、福井駅前電停に向かいます。
逆に武生新駅行きは、福井駅前電停から折り返した後、
一旦田原町行きホームに停車し、その後、武生新駅行きホームに再度停車します。
なぜ、こんな複雑な運転形態をとっているのかと言うと、
5つある分岐器のうち、4つがスプリング式になっているからです。
スプリング式は車輪に押されることによって切り替わる分岐器で、
車両通過後は、スプリング(ばね)によって元の位置に戻ります。
この分岐器は決まった方向にしか進行できないので、
運転進路に制約ができてしまいます。
一つだけ電気式になっていて、
市役所前電停武生新行きホーム脇にある操作盤を運転士が操作することによって、
分岐器を切り替えることができます。

鉄道軌道混在路線・福井鉄道10

川柳五七新電車のページ3へ戻る

川柳五七新電車のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ