発展外環状線・愛知環状鉄道1

愛知環状鉄道は、岡崎駅から高蔵寺駅までの45.3qを結ぶ第3セクターです。
元々は、国鉄岡多線と言う路線でしたが、
昭和63年に今の愛知環状鉄道が経営を引き継ぎました。
転換当初は、宅地化が進みつつもまだまだ長閑なローカル線だったのですが、
今はだんだんと都市部の通勤路線になりつつあります。
しかし、まだまだ長閑な風景も残っていて、
様々な側面を見せる路線風景が展開されます。
同鉄道が大きく変わったのは、平成17年の愛・地球博の時で、
万博客輸送のため新型車両の置き換えや複線化を進めました。
愛・地球博終了後はまた静けさを取り戻しつつありますが、
更なる複線化計画など、将来が楽しみな路線になっています。



(この特集は2006年1月取材撮影です。)

01、岡崎(おかざき)Okazaki


岡崎駅は片面1線の駅です(写真右側)。
昔はJR東海道本線と共用のホームでしたが、
今は分離されています。
しかし、すぐ横はJR東海道本線の岡崎駅で、改札口は共用されているので、
乗り換えは特に不便ではありません。
岡崎駅は岡崎と言いながらも岡崎の市街地の南のはずれの羽根地区にあり、
本当の市街地は名鉄本線東岡崎駅付近です。


愛知環状鉄道2000系電車です。
愛・地球博にあわせて登場した車両で、
第3セクター転換以来の車両、100形+200形電車をすべて置き換えました。
組成は2100形+2200形の2両編成で、
日中はそのまま2両編成で運転されます。
しかし、ラッシュ時などを中心に2本を連結し、
4両編成で運転される列車があります。


車内はセミクロスシートになっていて、
結構かけ心地の良いシートになっています。


運転台は左手操作のワンハンドルになっています。
助手席側後の窓は大きく、前面展望もよい車両です。


愛知環状鉄道岡崎駅の駅名板です。
JR東海の駅名板の色違いになっています。
その他左上に愛知環状鉄道のロゴが貼ってあります。


岡崎駅を出ます。しばらくJR東海道本線の横を走ります。


岡崎駅から次の六名駅までは、最近新しく造った区間で、
以前は隣のJR東海道本線の線路を走っていました。


JR東海道本線の外側を大きくカーブします。


JR東海道本線と分かれると、同線からの連絡線が合流し、複線になります。
以前はこの連絡線が本線でした。


複線のままカーブを曲がると六名駅です。

発展外環状線・愛知環状鉄道2

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