温泉へ行こう・上田電鉄別所線3
11(BE11)、塩田町(しおだまち)Shiodamachi

片面1線の駅です。上田塩田の中心地に位置する駅です。
北条義政が築いた塩田城跡や前山寺、
中禅寺、龍光院などの最寄り駅としていますが、
何れも2.5〜3キロメートル南に離れた所にあり、
シャトルバスやタクシーの利用が必須です。
かつては付近の溜め池で
「塩田鯉」と言う鯉の養殖が盛んに行われていました。
なお、この駅の旧駅名は「上本郷」でした。

塩田の市街地を走ります。

左カーブを曲がります。

写真に写っていませんが、左手には男池があります。

今度は右急カーブです。

そのまま、きつく線路を右に振ると、中塩田駅です。
10(BE10)、中塩田(なかしおだ)Naka-Shioda

片面1線の駅です。
その他保線用側線があります。
前後の線路の振りと、保線用側線側のホーム跡から見て、
かつては相対式2線だったと推測できます。
近くに女池や男池などの農業用溜め池がいくつかあります。

中塩田駅を出ると、保線用側線と合流します。
保線用側線は下之郷駅方面にも延びています。

右カーブを曲がります。

産川を渡ります。

勾配を下りながら、左カーブです。

住宅地を抜け、広々した水田を走ります。

尻無川を渡ります。

下之郷の集落が近付くと左カーブです。

留置線が右手から合流します。
この線は西丸子線の線路跡を流用しています。
西丸子線は下之郷駅と西丸子(にしまりこ→にしまるこ)駅を結んでいた路線で、
昭和36年の豪雨被害で休止になった後、
昭和38年に廃線となりました。
09(BE09)、下之郷(しものごう)Shimonogo

島式2線の駅です。
ダイヤの大部分はこの駅のみの交換になっています。
車庫と上田電鉄の本社があり、
輸送上の中枢になっています。
この駅は生島足島(いくしまたるしま)神社の最寄り駅で、
同神社には駅から南に徒歩7〜8分で着きます。
なお、西丸子線があった頃は、次の宮前駅の方が同神社に近かったです。
生島足島神社の本社は池の島にあり、
その北側に真田信之(幸)寄進の摂社、諏訪神社があります。

1000系電車の1004号車です。
カラーリングが旧丸窓電車と同じで、
窓の一部分に丸にくり抜いたシールを貼り、
丸窓を再現しています。
(しかし、この部分は戸袋ではない。)

上田電鉄は2両×5本の10両のみの所属です。
そのため、アルピコ交通の新村車庫のように狭いです。
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