ほっトラム路線・豊橋鉄道東田本線2

11、競輪場前(けいりんじょうまえ)Keirinjo-mae


片面1線の電停で、
安全地帯は上下線兼用です。
駅右手の奥まった位置に3階建てアパートがあり、
その1階に豊橋鉄道市内線営業所と
東田本線の変電所がテナントとして入っています。
なお、電停の名前は「競輪場前」ですが、
全然競輪場の前で無く、
豊橋競輪場までは北に700メートル程歩きます。


競輪場前電停を出ると、
競輪場前交差点に入ります。
豊橋競輪場はここを右折します。
競輪場前交差点の交差点上で電留線からの線が合流します。
この電留線には2本の電車を留置しておくことが出来ます。
ただ、競輪場前電停の安全地帯と逆向きで合流しているため、
競輪場前電停発着の電車がこの電留線に出入する場合は、
2回の方向転換が必要です。
交差点が終わると複線になります。


複線になったので、
道路幅も少し広がります。


少し上り坂になります。


線路敷きに対して自動車車線が狭いのですが、
交通量は結構あるようです。


まもなく、東田電停です。

10、東田(あずまだ)Azumada


路線名の元になっている電停ですが、
安全地帯どころか乗降箇所の道路描示もありません。
電柱にある、「市電/東田」の袖看板と、
「電車のりば」と書いてある巻広告で場所を判断するしかありません。
実際には歩道側にグリーンの道路描示がされていて、
電車が来るまでは歩道で待ちます。
そして、電車が来たら車道を渡って乗ります。
そのため、車道には「乗降者注意」の表示がデカデカ描かれています。
なお、開通時の東田電停はここではなく、
160メートル程南南西にありました。


東田電停交差点を渡り、
井原電停方面の乗り場ですが、
こちらも安全地帯はありません。


県道4号線を只管進みます。


東郷町の歩道橋下を通ります。


なんとなく、昔の商店街が寂れて、
オフィスビルや住宅なった、
地方都市でよく見られる風景の中を走ります。


東田坂上電停が見えてきます。


上下渡り線を過ぎ、東田交差点を過ぎます。
この渡り線は、
競輪場前電停にある留置線に車両を入れる際、
競輪場前電停(赤岩口車庫方面)から東田交差点まで、
一度回送してから折り返しているために設けています。
(留置線の合流後すぐの場所【複線になったところ】で
折り返せなくもないのですが、
横断歩道を過ぎたすぐの場所でもあり、
「電車が行ったと思って横断歩道を渡ったら、
いきなり電車が戻ってきた」と言う、
危険な状況になる可能性があるため、そこは避けています。)

09、東田坂上(あずまださかうえ)Azumada-sakaue


相対式2線の安全地帯がある電停です。
丁度県道4号線と東三河環状線が交差する東田交差点の西側に接してあります。
なお、開通時は東田交差点すぐ南にある、
東田南交差点付近に電停がありました。
電停の北500メートルの所に東田神明宮があります。


東田坂上電停を出ると、坂が見えてきます。


線路敷きが石畳になり、
下り坂になります。
33パーミルの勾配(自動車向けに書けば3.3パーセント)で、
電車としては結構急な坂です。
しかし、自動車側にとってはたいした坂でないので、
スイスイ走ります。
左手には豊橋市の福祉センターアイとぴあの建物が見えます。


どんどん下っていきます。


坂を下りきる前に前畑電停です。

ほっトラム路線・豊橋鉄道東田本線3

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