高頻度運転地方民鉄・静岡鉄道1

静岡鉄道は、静岡市中心部の新静岡駅から、
静岡清水の新清水駅までの10.8qを結んでいるミニ地方民鉄です。
いまでこそ10.8qの静岡清水線しかありませんが、
かつては静岡県内に広大な路線網を有していました。
静岡鉄道の特徴は、地方民鉄ながらものすごい高頻度運転をやっていることです。
「乗り遅れても次の電車に乗ればいいや」と思える地方民鉄はあまりありません。



01(S01)、新静岡(しんしずおか)Shin-Shizuoka


新静岡駅改札口です。
新静岡駅は、JR静岡駅から北に500メートルのところにあります。
改札口は新静岡センターと言う静鉄系デパートの地下食料品売り場の片隅にあります。
そのため、初めて乗る人はどこにあるのか分からず迷ってしまいます。


新静岡駅は2面3線で、ある程度の地方民鉄標準規模です。
中線は両側にホームがあり、乗降分離できます。
床はタイル張りで、ターミナルの風格があります。


静岡鉄道自社発注車、1000系電車です。
今現在静岡鉄道はこの形式のみです。
クモハ1000形+クハ1500形の2両編成で、ワンマン運転を行っています。
静岡鉄道は東急系の会社なので、全車東急車輛製です。
初期車は登場から30年も経ちますが、ステンレス製の関係か今でも斬新に見えます。


1000系電車の車内は普通のロングシートです。
全体的には東急7200系電車のコピー車です。


運転台はワンハンドルです。
昭和40年代からワンハンドル車のある地方民鉄は珍しいです。
登場当時は下手な大手民鉄よりも車両レベルが高かったと思われます。


新静岡駅を発車します。
すぐシーサスがあります。


カーブを曲がるともう次の日吉町駅になります。
静岡鉄道は駅間距離が短く、すぐに駅になります。

02(S02)、日吉町(ひよしちょう)Hiyoshicho


相対式2線の駅です。
周囲はビルとマンションばかりです。


前方に小高い山が見えます。


山に近付くと急カーブで曲がります。


カーブが終わると音羽町駅です。

高頻度運転地方民鉄・静岡鉄道2

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