都心から小江戸へ・西武新宿線8

21(SS21)、東村山(ひがしむらやま)Higashi-Murayama
※東村山駅付近は高架化工事中のため、写真と記述が現在と異なります。


西武鉄道では歴史の古い駅の一つで、
3面6線のジャンクション駅になっています。その他側線が1線あります。
一番西側の島式2線は国分寺線専用ホームで、
長さは6両編成分しかありません。
国分寺線と西武園線西武園駅及び新宿線本川越駅へと直通する電車は、
国分寺線のホームに停車します。
真ん中の島式2線は下りホームですが、
国分寺線ホーム側の線は、
退避待ちの他、西武園線の折り返し電車も使っています。
一番東側の島式2線は上りホームで、
内側が待避線、外側が本線になっています。
駅西側は昔からの市街地で、東側が区画整理された新しい街並みになっています。
なお、東村山駅は2013年3月より特急停車駅になりました。
これは、国分寺駅方面からの乗客の利便を図る目的と、
2線しかない所沢駅と異なり、同一ホーム上で各駅停車の接続乗り換えが出来るからです。
ただ、本音は日中の空気輸送解消だと言えます。


東村山駅を出るとカーブになります。
左の線は西武園線兼新宿線の下り待避線です。
東村山駅で下り電車が退避待ちをすると、
発車後しばらく西武園線の線路を走ることになります。


西武園線から新宿線への渡り線があります。
下り退避待ち電車や、新宿線〜国分寺線直通電車がこの渡り線を使います。
渡り線を過ぎるとすぐ西武園線と分かれます。


線路は真っ直ぐになり快走します。


更に真っ直ぐ行きます。下り電車は時速100q出すことが多いです。


カーブを曲がり、柳瀬川を渡ります。
ここから先は埼玉県です。
かつては柳瀬川を渡る手前に柳瀬川信号所があって、
この先単線でした。


柳瀬川を渡るとのぼり勾配になります。


やがて所沢の市街地に入っていきます。


池袋線の下をくぐります。


池袋線への渡り線を分岐し、
この先で元西武所沢工場からの引込み線跡と合流すると所沢駅です。
所沢駅進入時は時速55qに落としてから停車します。
なお、新宿線の所沢駅構内の架線は、
き電吊架線方式シンプルカテナリーになっています。

都心から小江戸へ・西武新宿線9

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