都心から小江戸へ・西武新宿線6

17(SS17)、田無(たなし)Tanashi


2面3線の駅です。
中線は退避待ちに使われることがありますが、
どちらかと言うとこの駅始発終着専用になっています。
田無駅は新宿線の駅の中で一番最後に自動改札が導入されました。
かつては北側に駅ビルがあったのですが、
老朽化したため建て直され、今はテナントの入った駅舎になっています。
西東京田無の中心に位置する駅で、しかも駅勢圏が広いので利用客が多くなっています。
駅西北にはスカイタワー西東京(田無タワー)があり、
西東京田無のシンボルになっています。
急行はこの駅から各駅停車となります。
ここから本川越駅までの約30qの各駅停車はうんざりしますが、
利用者の流れからすると仕方がない面があります。


田無駅の花小金井駅よりには引き上げ線が1線あります。


直線を快走します。
新宿線の都心区間の駅間距離はやたら短いのですが、
田無駅から先は駅間距離が長くなります。
そのため、各駅停車になった急行も時速100qで飛ばす区間が結構あります。


郊外住宅地の中を行きます。
いままでの住宅密集地から開放された感じです。


やや短いくだり勾配になります。


カーブを曲がると花小金井駅になります。

18(SS18)、花小金井(はなこがねい)Hana-Koganei


島式2線の駅です。
やたらにホーム幅が広いのですが、
これはかつて2面3線だった名残です。
今まで南口はなかったのですが、橋上駅舎が完成し、南口が出来ました。
北側は昔からの商店街、南側は再開発でマンションが増えつつあります。
田無駅と小平駅の谷間の駅に見られがちですが、利用客は小平駅や東村山駅よりも多く、
急行の通過駅には出来ません。
この駅の利用客が多いのは、
駅勢圏が広いことと、近くを併走しているJR中央線の駅が遠いこと、
北に2q行ったところに、巨大なUR都市機構滝山団地があるからです。
南側には広大なゴルフ場と小金井公園があります。
なお、この駅の駅名が「花小金井」になったのは、
玉川上水小金井堤の桜の花をアピールするためだったそうです。


花小金井駅を出ます。


しばらく直線ですが、やがてカーブになります。
ここら辺の風景は近郊農村の感じです。


最初左にカーブし今度は右にカーブします。
カーブが急なので、スピードはゆっくりになります。


青梅街道の踏切を通ります。
この青梅街道をほぼ直角に交差させるためにカーブが入っているようです。
しかし、このカーブは輸送上のネックなので、
立体交差化と直線化をして欲しいところです。


更に左カーブになり、東小平駅跡を通ると、
緩い右カーブになります。


再び直線になり、スピードを出します。


更に真っ直ぐ行きます。


上下線の間に小平駅折り返し用の引き上げ線が入ると小平駅です。
小平駅は注意現示で時速55qに落としてから停車します。

都心から小江戸へ・西武新宿線7

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