武蔵野快走・西武池袋線11

24(SI23)、入間市(いるまし)Irumashi


2面4線の駅です。
以前はその他に下り特急専用ホームがあったのですが、
今は撤去されています。
駅ビルは仏子駅よりにあって、ホームに平行の位置にありません。
かつては豊岡町(とよおかまち)駅と言う駅名だったのですが、
武蔵町が市制施行して入間市になった翌年に今の駅名に変更されました。
西武が市名に駅名をあわせるため駅名変更したのは、この駅が最初です。
駅北側は駐車場や畑、数件の家しかなく長閑な感じですが、
南側はマンションや雑居ビル、デパートなどが林立しています。
また、バス乗り換えですが、南西部には巨大アウトレットモールがあります。
入間基地の航空祭の時はこの駅どまりの列車が運転されるのですが、
上下線の渡り線がないため、この駅で乗客を降ろした後、
次の仏子駅の中線に回送させ、そこで折り返して入間市駅始発の電車として運転します。


入間市駅を出ると急カーブで曲がります。


ものすごい高い盛土区間になり、
霞川と国道16号線の上を交差します。
飯能手前の笠縫信号所まで複線化されたのは昭和44年ですが、
入間市駅〜仏子駅間だけは、難工事だった関係で昭和50年に複線化されています。


丘陵の裾を再び急カーブで曲がります。
丘陵下の住宅地が見渡せて景色が良いですが、
なかなか速度があがりません。


くだり勾配になり、スピードがあがります。


ここはかつて、黒須貨物駅があったところです。
平成20年頃まで右に西武運輸(写真はまだ西武運輸があった頃)があり、
かつて貨物駅だったことが分かったのですが、
西武運輸が無くなったため、分かりにくくなりました。


やっと真っ直ぐになります。


首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と国道299号線の下をくぐります。


緩いカーブを曲がると仏子駅です。

25(SI24)、仏子(ぶし)Bushi


相対式2線の間に側線が1線ある駅です。
側線は回送列車の退避待ちなどに使われていますが、
かつては特急の通過線として使ったり、
貨物列車の退避待ちに使ったりしていました。
駅周辺はアパートやマンション、住宅地だけであまり商店街はありません。
ただ、駅の北や南の丘陵の上に大規模ニュータウンがあります。
また、武蔵野音楽大学の最寄り駅です。
なお、この辺は「西武」と言う地名ですが、西武鉄道とは関係なく、
武蔵町(現・入間市)の西にある町と言う意味で「西武町」とつけたのが始まりです。


仏子駅を出るとくだり勾配になります。


右手にマンションを見ながら盛土区間を行きます・


入間川橋梁を渡ります。
西武鉄道で一番長い橋梁です。
橋桁が川の流れにそってたっているため、
架線柱のビームが枕木に対して平行になっていません。
この入間川橋梁の横には旧単線橋梁が残っています。
入間川を渡ると元加治駅です。

武蔵野快走・西武池袋線12

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