武蔵野快走・西武池袋線9

20(SI19)、小手指(こてさし)Kotesashi


2面4線の駅です。
上り線が内側、下り線は外側が本線になっています。
駅の先に上下線の渡り線があるため、
小手指駅は注意現示で時速55qに落としてから停車します。
西武最大の車両基地、小手指車両基地があるため、
この駅どまりの列車が多く、
快速急行停車駅になっていますが、
駅自体は結構新しく昭和45年の開設です。
池袋〜西武秩父間では練馬高野台駅の次に新しい駅です。
駅周辺は西武が開発したマンションが建ち並んでいて、
マンションのまちになっています。
しかし、駅名の「小手指」の歴史は古く、
南西の小手指原古戦場跡から来ています。
小手指原古戦場はかつて新田義貞が鎌倉幕府軍と戦った場所です。


小手指駅を出ます。
複雑な分岐器で小手指車両基地への線を分岐します。


上下線の間に引き上げ線があります。


引き上げ線が終わり、上下線が合流します。
連続のぼり勾配です。
隣の車両基地はレベルなので、
狭山ヶ丘駅に行けば行くほど高低差が出来ます。


車両基地はしばらく続きますが、やがて終わります。
社内送電線は架空高圧線からCVTケーブルになるので、
架線関係がすっきりします。
かつては豊岡変電所まで架空高圧線だったのですが、
架線柱交換の際、CVTケーブルにしました。


螺旋状になっている道路が下を交差します。


住宅地を行くと狭山ヶ丘駅です。

21(SI20)、狭山ヶ丘(さやまがおか)Sayamagaoka


島式2線の他側線が2線ある駅です。
側線は本線側1線のみ夜間の車両留置に使われますが、
外側の1線は全く使われていません。
つい最近まで、この外側の1線に沿って貨物用ホームが残っていました。
三ヶ島地区の玄関駅なので、かつては三ヶ島村駅と言っていましたが、
その時期は短く、すぐに今の駅名に変更されました。
北側は新しく区画整理されていますが、
南側はあまり区画整理されてなく、狭い道に車が激しく通っています。


狭山ヶ丘駅を出るとすぐカーブです。
狭山ヶ丘駅の側線は武蔵藤沢駅側には繋がっていませんが、
かつては繋がっていました。


真っ直ぐになります。もう次の武蔵藤沢駅が見えます。


微妙にくだり勾配になっています。


まもなく武蔵藤沢駅です。

武蔵野快走・西武池袋線10

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