武蔵野快走・西武池袋線5

直線になり勾配をくだります。

川を渡ると今度はのぼり勾配になります。

所々雑木林が点在する中を行くと、保谷駅です。
12(SI12)、保谷(ほうや)Hoya

2面3線の駅です。
ついこないだまでは島式2線で、北側に側線があったのですが、
副都心線〜東急東横線直通による本数増に合わせて増線しました。
本線は両側の線で、中線は基本的に保谷駅始発終着専用になっています。
ただ、用地の関係で上りホームは本線の北側に造ってしまったため、
上りの始発列車との乗り継ぎはよくありません。
保谷駅はその先に上下線の渡り線があるので、
駅進入時は注意現示で時速55qに落としてから停車します。
ひばりヶ丘駅よりに電留線があるため、
この駅どまりの電車が設定されています。
電留線は武蔵野鉄道時代の車庫で歴史があるのですが、
現在は武蔵丘車両基地の電留線扱いに格下げされています。
これは、元々武蔵丘の車庫が、
手狭になった保谷の車庫を移転する形で出来たものだからです。
とは言え、池袋〜所沢間では比較的留置可能本数が多い電留線なので、
8両編成の各駅停車を中心に今でも使われています。
保谷駅は長らく南側が栄えていて、北側は長閑な畑だったのですが、
最近だいぶ北側にもマンションや住宅が増えてきました。

保谷駅の電留線の線が複雑に分岐しています。

やがて電留線は終わり上下線が合流します。

畑が残る中をカーブで曲がります。

直線になります。

少し走るとひばりヶ丘駅です。
13(SI13)、ひばりヶ丘(ひばりがおか)Hibarigaoka

2面4線の駅です。
元々は田無町(現・西東京田無)の武蔵野鉄道側の玄関駅として、
田無町と言う駅名だったのですが、
駅の南西に大型公団団地(現・UR都市機構)のひばりヶ丘団地ができたため、
昭和34年に駅名を改称しました。
ひばりヶ丘団地は首都圏で一番古い大型公団団地で、
当時はかなりモダンで憧れの住居だったらしいです。
今は老朽化が進み廃墟アパート化しつつあるので、建て替えが進んでいます。
駅南側は広いロータリーがあり、デパートやマンションがあります。
北側はごちゃごちゃ商店街や雑居ビルがひしめきあって、
道も狭いですが、少し離れると区画整理されています。
要は駅前だけ区画整理が進んでいないと言う事です。

ひばりヶ丘駅を出ます。

自由学園横をカーブで曲がります。

カーブを曲がると真っ直ぐになります。
急行は時速100qで飛ばす区間です。

落合川を渡ると東久留米駅です。
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