武蔵野快走・西武池袋線4
09(SI09)、練馬高野台(ねりまたかのだい)Nerima-Takanodai

上下急行線の間にある、島式2線の駅です。
富士見台駅〜石神井公園駅間は都心区間にありながら駅間距離が長かったため、
中間駅を設置する要望が強かったのですが、
平成6年にようやく完成しました。
駅が出来て早10年以上が経ち、周辺には高層マンションが建ち並ぶなど、
すっかり駅として定着しています。

練馬高野台駅を出て笹目通りと交差した後、
くだり勾配になります。

しかし、すぐにのぼり勾配になります。
この不自然なアップダウンは、
この位置で高架から地上に切り替わっていた名残です。

シーサスを過ぎると、石神井公園駅です。
10(SI10)、石神井公園(しゃくじいこうえん)Shakujii-koen

2面4線の駅です。
上下線とも外側が急行線で内側が緩行線になっています。
地上時代は保線車両置き場などが北側にある、老朽化著しい駅だったのですが、
高架化で面目を一新しました。
石神井公園駅は大泉学園駅よりに引き上げ線があるため、
地下鉄直通列車を中心にこの駅どまりの列車が設定されています。
駅の北側は区画整理が進み、高層ビルなどが増えつつありますが、
南側はまだ雑然とした住宅地、商店街になっています。
駅名にもなっている石神井公園は駅の南西にあり、
その周辺は高級住宅地になっています。

石神井公園駅を出ると、緩行線が急行線に合流し、
複々線区間が終わります。
緩行線から急行線に合流する手前で、緩行線から引き上げ線への分岐があります。
引き上げ線は3線あります(現在は大泉学園駅よりの高架化工事の関係で暫定2線)。
(ここからは高架化工事のため、現状と異なります。)

引き上げ線が終わり、上下線が合流します。

勾配をくだります。

左手では高架化工事が進行中です。

従来はここで高架が終わる予定でしたが、
東京外環自動車道の計画の進行から、
高架化事業区間が大泉学園駅手前まで延長されました。

大泉学園駅が見えてきます。

高架事業区間が終わると、大泉学園駅です。
11(SI11)、大泉学園(おおいずみがくえん)Oizumi-Gakuen

島式2線の駅です。
駅の途中でカーブしているため速度制限を受ける上に、
上り線は見通しが悪く、この駅を通過する急行にかぶりついているとハラハラします。
元々は東大泉駅だったのですが、
箱根土地(のちにコクド「西武ホールディングスが出来る前は西武鉄道の親会社、
現在はプリンスホテルに吸収されて消滅」)が
学園都市開発を計画したため、駅名を今の駅名に変更しました。
しかし、結局大学は誘致されず、駅名だけ残ってしまいました。
そのため、この駅に始めてきた人は、
「大泉学園」と言う大学があるのかと勘違いしてしまうそうです。
しかし、学園開発とは無縁ですが、各種学校があちこちに出来ています。
最近区画整理が進み、新しいビルが建ち始め、
南側には広いロータリーが造られました。
ただ、区画整理外に出るとまだまだ道は狭く、ごちゃごちゃ家があります。

大泉学園駅からカーブが続きます。
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