短距離幹線・京王井の頭線3
10(IN10)、西永福(にしえいふく)Nishi-Eifuku

狭い島式2線の駅です。
急行通過駅ですが、
駅の北東には大宮八幡宮や和田堀公園などがあります。

西永福駅を出ます。もう永福町駅が見えます。
井の頭線は全体的に駅間距離が短いです。

構内が広がると永福町駅です。
09(IN09)、永福町(えいふくちょう)Eifukucho

利用客はそんなに多くないのですが、
井の頭線で唯一緩急接続の出来る駅なので、
急行停車駅になっています。
元々はこの永福町に井の頭線の検車区がありました。
検車区が富士見ヶ丘に移転した後、余った用地を利用し、
2面4線の駅に改良しました。
2面4線に改良したため、
今まで各駅停車しかなかった井の頭線に急行が運転されることになりました。
なお、西永福駅よりの北側に側線があるのですが、
ここでトラックで運ばれた新しい車両が搬入されます。
1067ミリ路線なのに車両をトラックで輸送するのは、
他の路線と線路が繋がっていないからです。

永福町駅を出るとカーブになります。

緩いくだり勾配でくだります。

神田川を渡ると再び台地に突き当たります。

深い切通しになり、カーブを曲がります。

カーブの途中の両側に1線分の線路敷地があるのですが、
これは東京山手急行電鉄の線路用地だった名残です。
東京山手急行電鉄は、
帝都電鉄(京王井の頭線)と同時期の昭和初期に計画された路線ですが、
路線設定に無理があり、資金難で結局実現せずに終わってしまいました。
なお、上の陸橋は道路でなく玉川上水です。
08(IN08)、明大前(めいだいまえ)Meidai-mae

京王京王線との乗換駅で、切通しの中の相対式2線になっています。
利用客は多いのですが、大部分は京王線との乗り換え客です。
井の頭線は地下1階に、
京王線が2階(と言ってもここが地上なのですが・・・。)にホームがあるので、
1階がコンコースになっています。
明大前駅はもちろん急行停車駅ですが、
永福町駅、明大前駅と連続停車になるので、
永福町駅で急行に抜かされた後続の各駅停車は、先発の急行列車が遅れると、
急行列車のすぐ後で停止信号で停車することがよくあります。

明大前駅を出ます。

カーブを曲がります。

更にカーブを曲がると東松原駅です。
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