皆で動物園へ・京王動物園線1
京王動物園線は高幡不動駅から多摩動物公園駅までの2.0q1駅間の短距離支線です。
この線は多摩動物公園のアクセスとして造られたのですが、
最近は専ら終点多摩動物公園の先にある中央大学や明星大学の学生が利用しています。
京王では珍しく全線単線の路線ですが、
将来的には複線化できるようになっています。
しかし、最近は全区間(と言っても1駅間ですが)多摩都市モノレールと路線が被っていて、
利用客は頭打ちになっています。
また、路線の性質上、利用客の変動が偏っているので、
閑散期はワンマン運転されています。
02(KO47)、多摩動物公園(たまどうぶつこうえん)Tama-DobutsuKoen

多摩動物公園駅は多摩動物公園の正門前にあります。
休日は動物園への観光客が多く利用していますが、
平日日中などは中央大学と明星大学の学生の利用が目立ちます。
ただ、最近は多摩都市モノレールの中央大学・明星大学駅を使った方が便利なので、
以前ほどは学生の姿は見られなくなりました。
多摩都市モノレールの多摩動物公園駅は、駅前広場を挟んで反対側にありますが、
ここで乗り換える客はあまりいないようです。
多摩都市モノレールの多摩動物公園駅は無人駅になっていて、
利用客もあまり多くありません。

多摩動物公園駅の駅舎の端には「京王れーるランド」があり、
中にはNゲージ模型やビデオシアター、京王グッズショップなどがあります。
れーるランドは、動物公園への家族連れ客が、ついでに立ち寄ることが多いです。

多摩動物公園駅は島式2線になっています。
通常は多摩都市モノレール側の2番ホームのみ使用しています。
また、ワンマン列車対応も2番ホームのみになっています。
なお、増発時は2線ともフルに使われます。
かつては3面2線で乗降分離可能になっていたのですが、
多摩都市モノレールの開通や多摩テックの閉園で利用客が減ったため、
臨時ホーム2面は撤去されてしまいました。

多摩動物公園駅を出ます。2線が合流しカーブになります。

複線分の敷地が確保されていますが、
複線化の可能性は今現在殆どありません。

くねくね下り勾配をくだりながらカーブを曲がります。
前方の線路は多摩都市モノレールの線路で、
全線に渡り併走しています。

多摩モノレールとの並走が続きます。

波打つように線路は右に左にカーブを繰り返します。
住宅地が結構多いです。
横には多摩都市モノレール程久保駅がありますが、
動物園線には駅がありません。

だんだん視界が広がり、マンションなどが見えてきます。
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