都会派鉄道・京王京王線8
18(KO18)、調布(ちょうふ)Chofu

地上時代は平面上に2面4線があったのですが、
地下化後は地下3階に上りホーム島式2線、
地下2階に下りホーム島式2線、
地下1階にコンコースと改札口という構造になりました。
そのため、地上時代よりホームが格段に広くなりました。
また、ホームにはホームゲートが設置されています。
京王電鉄はTASCは使っていないので、
多少の停止位置のずれでもカバー出来るよう、
隣同士の扉を互い違いの配置にして極力扉幅を広めにとってあります。
扉の色は上りが桃色で、下りが水色になっています。
停車線は基本的に地上時代を踏襲していて、
北側が主に京王八王子駅方面からの列車用、
南側が主に橋本駅方面からの列車用になっています。
調布駅周辺はビルやデパートが多く、
乗降人員も10万人に達しています。
駅の北側には布田天神と電気通信大学、
そして更に北には深大寺や神代植物公園、水生植物園などがあります。
深大寺はそばでも有名で、寺の周囲には蕎麦屋が軒を連ねています。
市役所などの行政機関は主に駅の南側にあります。

ホーム中央付近です。
狭い地上時代のホームが嘘のように広々しています。

上りホームの布田駅よりです。
将来的には相模原線からの区間列車が折り返せるよう、
南側の線の先には下り線に繋がる引き上げ線用のトンネルが続いています。
しかし、今のところ線路は敷かれていません。

(西調布駅方向撮影)
こちらは地下2階の下りホームです。
ホームゲートの扉は水色になっています。
下り線も基本的に地上時代を踏襲していて、
北側の線に主に京王八王子駅方面の列車が、
南側の線に主に橋本駅方面の列車が停車します。

調布駅を出ると、2線が合流します。
17(KO17)、布田(ふだ)Fuda

島式2線の駅です。
カーブ途中にある駅なので、ホームも曲線を描いています。
調布駅と異なり、通過列車が多いので、
列車風を防ぐ目的で全面のホームドアになっています。
ただ、8両編成か10両編成かホームドアが邪魔して分かりにくいので、
8両編成の時に開かないドアの放送を強調して行っています。
なお、ホームドアの扉の色は調布駅よりも濃く、
上りは紅色、下りは紺色になっています。
布田駅の南側には日活の撮影所があります。
16(KO16)、国領(こくりょう)Kokuryo

島式2線の駅です。
布田駅同様、カーブ途中にある駅なので、
ホームも曲線を描いています。
国領駅を出てすぐ地上なので、
通過列車の突風の逃げ道があるだけでなく、
布田駅よりホーム幅が広いので、
この駅は調布駅同様のホームゲートになっています。
駅の東側に東京慈恵会医科大学国領校と付属病院があります。

国領駅を出ると、すぐ地上に出ます。

柴崎駅が見えます。

野川を渡ると柴崎駅です。
15(KO15)、柴崎(しばさき)Shibasaki

相対式2線の駅です。
閑静な住宅地の中にあります。

柴崎駅を出ます。

谷を通るため、盛土になります。
たまに古い鉄製架線柱があるのですが、
これはかつて送電線を併架していた名残です。

谷を渡るとのぼり勾配になります。
右手には引き上げ線が1線あります。
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