東京縦断・JR京浜東北線16
30(JK30)、上野(うえの)Ueno

北の玄関口で有名な上野駅ですが、
新宿や池袋、渋谷と比べると、
繁華街的雰囲気は少なく、少し落ち着いています。
駅は鉄道ファンでも混乱するような配線になっていて分かりにくく、
全体的に見ると、京浜東北線と山手線が2面4線、
宇都宮線・高崎線単独が2面4線、
宇都宮線・高崎線・常磐線共用と常磐線専用が1面2線、
常磐線単独が1面2線の計6面12線が2階にあり、
更に1階には宇都宮線・高崎線単独が2面3線、
宇都宮線・高崎線・常磐線共用が1面2線の計3面5線があります。
そのため、在来線は全部で9面17線と言うことです。
宇都宮線、常磐線、高崎線は発着ホームがランダムで、
電光掲示板をよく見ないと乗り間違いをしやすいです。
駅も古い施設を無理矢理改良しているため、
複雑かつ奇怪な状態になっています。
特に背のある人は必ず頭をぶつける天井は見物です。
新幹線にいたっては「どこ?」と言うような場所にあります。
西側は上野恩賜公園と上野動物園で、
有名な西郷隆盛の像もあります。
そのやや南の地下に京成上野駅があります。
博物館、美術館も沢山有、
国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館、
東京国立博物館、上野の森美術館とよりどりみどりでどこに行こうか迷ってしまいます。
東側は繁華街ですが、オフィスの入った雑居ビルも多いです。
東京メトロの銀座線と日比谷線は何れも東側で、
上には東京メトロの本社があります。

左手は山手台地になっています。

道路が交差します。

カーブを曲がります。
左の丘陵上にはお寺が密集しています。

カーブが続きます。

道路の下をくぐると鶯谷駅です。
31(JK31)、鶯谷(うぐいすだに)Uguisudani

山手線では珍しくJR外との乗り換えがない駅です。
駅勢圏が狭く、山手線では利用客が少ない駅になっています。
南の丘陵には寛永寺があります。
東側は入谷の鬼子母神があります。

直線になり、
京浜東北線2本、山手線2本、宇都宮線4本、
常磐線2本の計10本の線路が並びます。
この区間は登録上は東北本線で、
日本一の線路本数区間になっています。

京成本線が上を交差します。

線路を左にふります。
32(JK32)、日暮里(にっぽり)Nippori

北海道以外では珍しい「パ(P)行」が入る駅名です。
常磐線停車駅ですが、宇都宮線と京浜東北線の快速電車は停車しません。
そのため、赤羽駅方面から常磐線方面に行く場合は上野駅経由か、
電車を乗り継ぐ必要があります。
日暮里駅構内で東北新幹線が京浜東北・山手線と宇都宮線の間から顔を出します。
日暮里・舎人ライナー開業などと合わせて駅の大改良工事が進んでいます。
京成電鉄は一番東側で、
今のところは連絡改札口と出口を間違いやすい構造になっています(特に京成からJR)が、
これも高架化を伴う改良で分かりやすくなると思います。
日暮里・舎人ライナーとの乗り換えは意外と不便ではありません。
南側は谷中霊園で、周囲にはお寺が多いです。

日暮里駅を出るとのぼり勾配で、
もう次の西日暮里駅が見えます。

勾配をのぼりきると西日暮里駅です。
東京縦断・JR京浜東北線17へ
川柳五七の新電車のページ1JYへ戻る
川柳五七新電車のページトップへ
たわたわのぺーじトップへ

|