
北の旅路へ・JR宇都宮線10
08、土呂(とろ)Toro

島式2線の駅です。
隣の東大宮操車場出入線は土呂駅構内で線路を分岐します。
土呂駅は国鉄末期の昭和58年に地元請願で出来た、比較的新しい駅です。
国鉄末期に造った駅ですが、従来からの住宅地にある関係と、
方向的な問題で、珍しく地元町名を駅名に採用しています。
周囲はどっぷり住宅地の中で、マンションやアパート、戸建て住宅ばかりですが、
南東側は盆栽町と言う、盆栽生育の盛んな地域があり、
いくつかの盆栽園が点在しています。
その盆栽町の中心部に大宮盆栽美術館と言う盆栽が展示された美術館があります。
更に盆栽町には、北沢楽天のコレクション等が展示された漫画会館もあります。

産業道路の下を交差します。

宇都宮線はのぼり勾配になるため、
東大宮操車場出入線との高低差がつきます。

左手は東大宮操車場ですが、
操車場はすぐ北西方向に分かれます。

勾配をどんどんくだっていきます。

一番低い所で芝川を渡ります。

芝川を渡るとのぼり勾配になります。
宇都宮線の電化は昭和33年と比較的新しいので、
架線の支持は可動ブラケットが多いです。
可動ブラケット自体は新しく交換されていますが、
細い方のコンクリート柱は電化当初からのものです。
また、電化当時からある駅は、
電車の起動停車に電気を使う関係か、
駅構内がツインシンプルカテナリーになっています。

左カーブを曲がります。

第二産業道路の下を交差すると東大宮駅です。
09、東大宮(ひがしおおみや)Higashi-Omiya

島式2線の駅です。
周囲の市街地化が進んだため、昭和39年にこの駅が新設されました。
駅周辺は住宅ばかりで、
しかも、駅勢圏が広く、離れた位置に大規模なニュータウンやURの団地があるため、
利用客は次の蓮田駅よりも多くなっています。
東大宮駅は快速や通勤快速の通過駅ですが、平日夕方のライナーは停車します。
駅の北東側に芝浦工業大学があります。

東大宮駅を出ると少し左にカーブします。

そして、しばらく直線です。
周囲は新興住宅になっています。

途中から緩いのぼり勾配になります。

勾配をのぼりきります。
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