海と砂浜・JR横須賀線3

平作川と県道27号線の上を交差します。

住宅地が眺められます。

カーブが続きます。

崖に沿って新興住宅やマンションが林立しています。

だんだん丘陵の中に入っていきます。

左手は崖になります。
かつてここら辺に相模金谷駅がありました。
相模金谷駅は太平洋戦争中、
海軍の宿舎からの通勤の便を図るために設置されたのですが、
終戦に伴い開設4ヶ月で廃止になりました。

ここら辺は複線分の用地が確保されていません。

そして、横須賀トンネルに入ります。
このトンネルは通常と異なり、中間部が一番低くなっています。
そのため、溜まった地下水を汲み上げる施設が京急本線汐入駅の西方にあります。
(横須賀トンネルの位置より若干東方。)

横須賀トンネルを出るとすぐ国道16号線の下を交差し、
短いトンネルに入ります。

コンパウンドカテナリーに切り替わると横須賀駅です。
17(JO03)、横須賀(よこすか)Yokosuka

島式2線の他、留置線が数本ある駅です。
島式2線ですが、北側の1線は折り返し専用で、
衣笠駅方面には線路が繋がっていません。
そのため、この駅での交換待ちは不可能で、
横須賀駅を出たところの複線区間ですれ違うしかありません。
南側の崖に沿って高層マンションがありますが、
さほど住宅はなく、北側はヴェルニー公園、
その他は海上自衛隊や米軍の基地になっています。
元々この駅は陸軍海軍の利用を目的に設置された駅なので、
駅の位置は当時の基地に近いところになっています。
そのため、横須賀の市街地からは1.5qほど離れていて、
市街地からの利用は不便になっています。
それでも京急が開通する前はこの駅しかなかったので、
それなりの利用客があったのですが、
昭和5年に京急の前身の湘南電気鉄道が浦賀駅まで開通すると、
次第に利用客は同鉄道の横須賀中央駅にシフトするようになりました。
現在、横須賀市街地の住民の殆どは京急を使っていて、
横須賀線の横須賀駅の利用は少ないです。
なお、横須賀駅は比較的近くに京急の逸見駅と汐入駅があるのですが、
汐入駅は若干距離があり歩くのと、
逸見駅は横須賀駅の駅舎が東よりにある関係で、
横須賀駅のホーム分の距離を無駄に歩く事になるため、
乗換としては不適です。

横須賀駅を出ると、
吉倉トンネルに入ります。
レンガを使用した古いトンネルで、
上り線は側線が合流しきれないため、複線断面になっています。

トンネルを出ると左カーブです。

続いて田の浦トンネルになります。
海と砂浜・JR横須賀線4へ
川柳五七の新電車のページ1JSへ戻る
川柳五七新電車のページトップへ
たわたわのぺーじトップへ

|