房総半島直進・JR総武線6


長くて緩いカーブです。


このカーブで進行方向が北東から南東に変わります。


左手に小岩アーバンプラザの建物が見えます。


カーブのまま線路を右左にふります。


江戸川橋梁で江戸川を渡ります。


千葉県に入り、線路を左にふります。


そして、すぐに右に線路をふります。


構内が広がると市川駅です。

09(JO24/JB27)、市川(いちかわ)Ichikawa


緩行線は島式2線、
快速線は島式2線の外側に上下通過線のある駅です。
快速線は東京〜千葉間で唯一上下線とも通過退避待ちが出来る駅なので、
この駅で快速列車が特急列車の通過待ちをすることがよくあります。
しかし、運が悪いと、
特急列車通過退避待ちの間に、
抜かしたはずの緩行線の各駅停車が快速列車より先に市川駅を発車して、
上りは新小岩駅、下りは船橋駅に各駅停車の方が先に到着してしまうと言うことが起こります。
いつも利用している人はそれを承知でわざと各駅停車に乗ることが出来るのですが、
普段総武線を使わない人は知らないので、
隣で各駅停車が先に発車するのを恨めしく見るしかありません。
市川駅は市川にあるので、「市川」駅なのですが、
市川市と言う都市で見た場合の中心地はここではありません。
本来は次の本八幡駅を快速停車駅にするべきだったのですが、
国鉄時代は日の丸親方のせいか都市名を重視していたので、
土地買収の関係も相まってこの駅を快速停車駅にしたのかと思います。
駅の南側は直ぐ江戸川の河川敷で駅勢圏は狭いので、
利用客の大半は北側の住民です。
北の国府台地区には千葉商科大学や和洋女子大などの大学があるため、
市川駅からバスで通学する学生もいます。
北西側に南総里見八犬伝で有名な里見城跡があり、
付近は里見公園と言う公園になっています。


市川駅を出ます。
快速線の快速列車は副本線から本線に転線するため制限速度があり、
すぐに加速しません。


そして、直線になります。
この直線は駅部を除けば西船橋駅の先まで続きます。


緩いくだり勾配です。


快速列車はこの区間を時速120キロメートルで走る事が多いです。


今度は緩いのぼり勾配になります。


快速線が左にふると本八幡駅です。

房総半島直進・JR総武線7

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