房総半島直進・JR総武線2

S01(JB18)、御茶ノ水(おちゃのみず)Ochanomizu


御茶ノ水駅は2面4線の駅で、
外側が中央線、内側が総武線になっています。
中央線と総武線の進行方向がそれぞれのホームでそろっている為、
JR東日本の首都圏駅では珍しく乗り換えが便利に出来ます。
中央線と総武線の乗り継ぎはこの駅でする乗客が多く、
狭いホームは人で溢れかえっています。
中央線の上り線は御茶ノ水駅を出るとすぐ総武線の下を交差するため、
ホーム途中からくだり勾配になっています。
そのため、神田駅よりの上りホームは総武線と中央線で高低差があります。
東京メトロ丸ノ内線と千代田線に乗り換え出来ますが、
両駅ともJRの駅とは直結してなく、
少し一般道を歩く必要があります。
特に丸ノ内線の御茶ノ水駅は神田川の対岸にあり、
別駅のような感じになっています。
駅の南側に明治大学と日本大学、
北側に医科歯科大学があるため、
学生の利用の他、医科歯科大学付属病院の患者の利用があります。
また、神田川の対岸のエリアには湯島の聖堂や神田明神などがあるため、
ちょっとした散策も出来ます。


御茶ノ水駅を出ると、
のぼり勾配になり、中央線の上り線の上を交差します。


カーブを曲がりながら神田川を渡り、
トラス橋で国道17号線の上を交差します。


電気関係のビルの間を走ると、秋葉原駅です。

S02(JB19)、秋葉原(あきはばら)Akihabara


総武線だけで見ると相対式2線の駅です。
総武線のホームは山手線と京浜東北線の高架の更に上を交差するため、
かなり高い位置にあります。
同じ秋葉原駅でもつくばエクスプレスは地下深いので、
両線の高低差はかなりあり、乗り換えも時間がかかります。
東京メトロ日比谷線の秋葉原駅は深さこそつくばエクスプレス程ではないのですが、
道路一区画分離れているので、やはり乗り換えに時間がかかります。
総武線と山手線、京浜東北線はただ単に十字に交差しているだけなので、
駅構造は簡単に出来そうなのですが、
何故か複雑怪奇な構造になっていて、のぼる(おりる)階段を間違えると、
大変な事になります。
御茶ノ水駅よりには東京メトロ銀座線が通っているのですが、
同線はくだり勾配区間のため、駅が設けられず(万世橋仮駅は除外)、乗り換えも出来ません。
駅の南側には神田川にかかる万世橋があり、
かつてはこの橋を渡った中央線の下に交通博物館がありました。


秋葉原駅を出ると一転して急勾配でくだります。


まさにビルの谷間を走ります。


勾配が終わり、平坦になると浅草橋駅です。

S03(JB20)、浅草橋(あさくさばし)Asakusabashi


相対式2線の駅です。
都営浅草線に乗り換える場合は両国駅よりの階段をおります。
江戸城の外城郭の浅草御門があった所で、
その傍の橋を浅草橋としました。
確かに江戸城から見ると浅草よりにある御門ですが、
現代の感覚で見ると、浅草は2キロメートル程離れていて、
なんでここが「浅草?」と疑問に思う人も少なからずいます。
また、浅草寺などの最寄り駅と勘違いして、
この駅で(都営浅草線に乗り換えずに)そのまま下車してしまう乗客もいます。
周囲は東日本橋駅から続く問屋街になっています。


浅草橋駅を出ても高架が続きます。


右カーブを曲がります。


隅田川をゆっくり渡ります。


隅田川を渡り、左カーブを曲がると両国駅です。

房総半島直進・JR総武線3

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