都市から山へ・JR青梅線4

急カーブが続きます。
車輪のフランジとレールとの摩擦音がすごいです。

そして、尾根にぶつかるとトンネルです。

トンネルを出ますが、またすぐにトンネルです。
こういうトンネルが連続する場所は、
トンネル内と同じフィーダメッセンジャーカテナリーになっています。

トンネルを出ます。

右カーブを曲がります。

古い鉄製架線柱がある大丹波橋梁を渡ると、
川井駅です。
21(JC70)、川井(かわい)Kawai

片面1線の駅です。
急カーブ上にある駅なので、
車両とホームの間が大きく開きます。
右手は多摩川の渓谷になっていて、梅沢橋の吊り橋が目を惹きます。
青梅線には川井駅の他、沢井駅があるのですが、
何故か上流の方が「川井」駅になっています。
駅周辺は小さい集落ですが、
大丹波川にそって集落が続いています。
その集落の奥のほうにキャンプ場などがあり、
一応その近くまでバス路線があるのですが、
バスの本数が少ないので、場合によっては歩いた方が早いです。

川井駅を出ると小さい谷を渡ります。

木々のトンネルを走ります。

線路左側に空間が広がります。
かつての東川井信号場跡です。
御嶽〜古里間4.4kmに交換設備が全くなかったため、
貨物列車全盛期の昭和42年にこの信号場が出来ました。
しかし、貨物輸送が廃止になったため、
信号場が不要になり、平成13年頃廃止になりました。

東川井信号場跡末端部になるとカーブです。

コンクリート製落石覆いを通ったあと、尾崎トンネルになります。
トンネルは途中で左カーブになります。
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