都市から山へ・JR青梅線5


丹縄のカーブ区間になります。
この区間は逆U字状になっていて、
180度近く向きが変わります。


急カーブなので電車はゆっくり走ります。
フランジとレールのこすれる音が凄まじく、
脱線するのではないかとハラハラしてしまいます。
(線路には脱線防止ガードがちゃんと装着されていますが)
青梅線の単線区間は集落ごとにこまめに駅があるのですが、
丹縄地区には駅を設けていません。


小さい沢を渡ります。


写真では分かりませんが、
ここら辺は右手の車窓が素晴らしく、
多摩川の渓谷を見ることが出来ます。


180度近く向きがかわるので、
ずっとカーブです。


ややカーブが緩くなります。


やっと直線になります。


落石覆いに入り、そのまま横尾トンネルになります。


トンネルを抜けると少しの間切通しを通ります。


視界が広がると御嶽駅です。

20(JC69)、御嶽(みたけ)Mitake


島式2線の他、側線が1線ある駅です。
青梅〜奥多摩間では唯一ホリデー快速が停車する駅です。
南西の山は「御」山ですが、
駅名は武蔵御嶽神社に合わせて「御」駅になっています。
御嶽駅は団体観光客をさばくためか、
ホームの幅が若干広くなっています。
改札へのくだり階段は2ヶ所ありますが、
川井駅よりの階段は多客時の臨時用で、
通常は閉鎖されています。
御嶽駅は山と多摩川に挟まれた非常に狭い所にあり、
ホーム、駅舎、国道、多摩川が階段状になっています。
御岳山に行く場合、この駅でバスに乗り換えるのですが、
駅前に駅前広場など造るスペースは全くないので、
バスのりばは駅舎を出て東側の目立たない位置にあります。
御岳山は約10分バスに乗り、更にケーブルカー(御岳登山鉄道)に乗り継ぎ、
更に30分程度歩くと到着します。
御岳山の上には武蔵御嶽神社があります。
多摩川を挟んで対岸には画家川合玉堂の絵が展示されている、
玉堂美術館があります。


御嶽駅を出るとすぐ急カーブです。


斜面の中腹をゆっくり走ります。

都市から山へ・JR青梅線6

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