工業地帯突入・JR鶴見線7

01C(JI07)、武蔵白石(むさししらいし)Musashi-Shiraishi


鶴見線本線から分かれた大川支線は、
かつて武蔵白石駅のホームがあった急カーブを曲がります。
架線柱から見ると、武蔵白石駅のホームはかなり狭かったことが実感できます。
武蔵白石駅ホーム撤去後は2線から1線に減らされています。


カーブが終わると直線になります。


大川支線の頭上にも送電線が通っています。


少しのぼり勾配になります。


運河を渡ります。


運河を渡った後、貨物側線と旅客線が分岐するのですが、
旅客線の方が分岐側になっています。
手前に詰め所があるのですが、貨物取り扱いが廃止されたため、
使われていません。


(武蔵白石駅方向撮影)
貨物線と旅客線の分岐部分を大川駅側から見た写真です。
非電化の貨物線が真っ直ぐなっているのが分かります。


広い踏切を通ると終点大川駅です。
左手は貨物側線ですが今使われていません。

02C(JI61)、大川(おおかわ)Okawa


片面1線の駅です。駅名は大川財閥の大川平三郎から来ています。
近年まで北東側にある昭和電工の貨物を取り扱っていたのですが、
廃止されてしまい、線路は草生しています。
大川駅は朝、夕しか電車が来ません。
休日に至っては朝2本、夕1本と言う、
線路慣らし程度の運転しかしていません。
かつてはもっと本数が多く、昼間の時間帯も運転されていたのですが、
利用客の減少から減便されてしまいました。
この大川支線は平日ラッシュ時におけるバスの輸送不足を補うためだけにあるようなもので、
日中や休日は川崎駅からバスが30〜60分毎で運転されているので、
それだけで輸送力が足りています。


線路はこの先も延びていたのですが、今は廃止され撤去されています。


大川駅の駅舎は古い木造建築です。
駅周囲は昭和電工、三菱化工機、日本硝子、日清製粉の他、
中小工場が沢山ありますが、住宅は全くありません。

工業地帯突入・JR鶴見線8

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